学習のポイントと感想

シルバーバーチ読書会

2020.9.12 / 13 

宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像〈1〉

新型コロナの影響で、会場が使えなかったり、参加することができなかったり、いろいろな制約がかかりました。ようやくひと段落といった感じで、ほぼ通常通りに開催できるようになりました。(とはいえ、ソーシャルディスタンスの観点から以前の倍の広さの会場で、マスク着用で行うなど、感染予防対策をとっての上です。)霊的真理を共有する同志と顔を合わせるだけでも、大きなエネルギーがもらえたのではないでしょうか。そして霊界からの応援もいただき、皆さん帰りには霊的エネルギーに満ち溢れていました。

今月は全体像の2つ目「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」の前半部分を学習しました。今の地上では、本来人間を救うはずの宗教がその役目を果たしていません。その結果、地上の悲劇は一向に改善されないままです。そうした現状を踏まえて、スピリチュアリズム運動の役割を大きな観点から見ていきました。

● スピリチュアリズムは人類史上最大の宗教革命

宗教の観点から見たスピリチュアリズムの定義とは、「霊界主導の人類史上、最大の宗教革命」そして「霊的真理による地球上、最大の宗教革命」ということができます。「宗教革命」というと、多くの方は16世紀にヨーロッパで起こったルターやカルヴァンによるキリスト教の宗教改革を思い浮かべると思います。しかし、それはあくまでもキリスト教内部の改革運動にすぎません。スピリチュアリズムによる宗教改革は、こうした特定の宗教内部の改革とは次元もスケールも違います。地上の宗教全体、全人類の救いに関わる「人類史上最大の宗教革命」なのです。具体的に言えば、「地上の宗教を全てなくして、霊界の宗教に置き換える」ということです。

● 地上の宗教は全て失格

なぜ地上の宗教を全てなくさなければならないのでしょうか。それは地上の宗教は全て失格・間違いだからです。宗教の本来の目的は、「人々を救う」ことです。「救い」をもたらすはずの宗教が実は「救い」とはなにかということが分かっていません。宗教の本来の目的は、霊的存在者である人間に真の救いをもたらすこと、すなわち「人々の霊的成長を促すこと」です。しかし、死後の世界についての事実も、人間が霊的存在であるという事実も知らない宗教に、「救いとは何か?」が分かるはずがありません。地上のすべての宗教が霊的無知な中で本来の宗教の役目を果たせずにいるのです。

地上の宗教の間違いについて4つのポイントにまとめると以下のようになります。

霊的無知から間違った教えを説いている
②本来の使命を果たしていない―宗教の使命は、人類の霊的成長を促すこと
③人類にとって有害な存在となっている
  ―人々の魂を霊的牢獄に閉じ込め、霊的成長を妨げている
④組織エゴを増大させ、地上に戦争・紛争などのさまざまな悲劇をもたらしている

地上の宗教の間違った教えの代表がキリスト教の贖罪説です。キリスト教の贖罪説は霊界の事実に照らし合わせた時、全くのでたらめと言っても過言ではありません。他の宗教でも同様に、事実とはかけ離れた教義を説き、人々の魂を霊的牢獄に閉じ込めてしまっています。人間の都合の良いようにつくられた人工的教義によって人々を洗脳し、信者を増やすための布教活動にはしらせます。今の宗教を抜けたら地獄に堕ちる、家族が不幸になると脅され、宗教組織から抜け出ることもできません。そのような宗教の中で、霊的成長することなどできるはずがありません。自分たちの宗教こそが人類に救いをもたらすのだと信じこみ、他の宗教を攻撃し、戦争・紛争を引き起こしています。こうした宗教が人々に救いや幸福をもたらすはずがありません。地上の宗教は、大なり小なりこうした有害な存在としての内容を抱えているのです。人々の魂に自由をもたらすことのできない宗教など、なくなった方が人類のためなのです。

●霊界の宗教とは → 


※参考:『シルバーバーチの霊訓』とは> 『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容
11.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「宗教観」 ⇒
 12.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「信仰観」 ⇒

参加者の感想

地上の宗教すべてが、神と神の摂理を信仰対象とする霊界の宗教になるように、スピリチュアリズムに導かれて霊的真理を学習している者が、正しい理解と正しい実践の努力をして、人々に伝えていかなければならないことを改めて痛感しました。なかなか日々、霊中心に過ごすことが難しく、できていないことだらけですが、守護霊が常に側にいてくれることを思い出し、知った者の責任を果たしていきたいです。(30代女性)

前回までの読書会では、「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」について学習しましたが、今回からは、「宗教から見たスピリチュアリズムの全体像」についての学習を開始しました。宗教の観点から見たスピリチュアリズムとは「霊界主導の人類史上最大の宗教革命」のことであり、霊的真理の普及によってなされる『宗教革命』です。「宗教改革」ではなく「宗教革命」であるということは、小手先だけの修正ではなく根本からの再構築を意味します。それは地上の宗教全てを霊界の宗教に置き換えようとする霊界からの働きかけによって、「霊界人の道具」であるスピリチュアリストひとり一人が利他愛の実践、カルマの摂理の理解、霊主肉従の生活に基づいた地上人生を送ることによって実現する、簡単なようで困難な大改革です。地上の宗教はシルバーバーチが繰り返し述べているように、全て霊的に失格です。これまで地上の宗教は人類にとって存在しない方がよいというくらいのものです。今後も霊的真理の学びを深め、霊界の道具意識に徹した生き方ができるように努力してゆきたいと思います。(60代男性)

スピリチュアリズムに出会う前まで、ある宗教を信じ、自分や家族、不幸に苦しむ人たちの幸せを願って一生懸命活動していました。しかし、人々の幸せのために世界平和を目指すはずの信仰が組織の運営のためと感じるようになり、次第に心は離れて行きました。そんな時スピリチュアリズムと出会いシルバーバーチの教えを学び、本当に求めていた宗教はこの神の摂理だと気づき感動しました。残りの人生を摂理を指針とし、実践できることの喜びに感謝の思いでいっぱいです。(40代女性)

地上の宗教の実態を学習して、間違った教えを刷り込まれ、その教えを真実だと疑うことなく信仰している人がたくさんいることを実感しました。しかし、その中にも、これはおかしい、自分は救われていないのではないか、教祖にそそのかされているのではないかと疑問を持っている人もいると思います。そんな人たちにスピリチュアリズムという真実の教えを伝えていけるように、日々実践、学習していかなければいけないと痛感しました。(40代女性)

霊界では地上の10倍と言われる人々が生活しているにもかかわらず、全ての霊が神の愛、神の摂理を実感しているために、全員が唯一・共通の信仰を持っているということでした。地上にあって、私たちのように霊的真理を手にして霊的覚醒し、実践の歩みをするスピリチュアリストも、程度の差はあっても、神の愛や神の摂理を実感し、感動と感謝の涙を流すことがあります。そのため、霊界の方々と同じ神と神の摂理への信仰を持てるようになっていきますが、それがどれほど嬉しく幸福なことであるか、とても言葉で表現することはできません。地上では全人類の90%もの人々が間違った宗教を信仰し、霊的成長を阻害されている悲劇を思うと、一日も早く、そして一人でも多くの人々に神と神の摂理、神の愛を実感して、真の信仰を持てるようになってほしいと心から祈りました。自ら決めて誕生し、道具としてスピリチュアリズム普及のためにすべてを捧げ尽くすという決意を成就するためにも、もっともっと霊界の方々の想いと愛を理解し、地上の足場としての役目を果たしたいと改めて決意できました。(40代女性)

全ての霊たちが神に全幅の信頼を寄せ、摂理に忠実な歩みをしていることは、霊界人の常識です。摂理に一致する歩みとは、皆が自ら喜んで他者のために尽くし、全体の進化のために尽くすという利他的行為を通し、霊的成長という最高の宝を得ること。こうした地上の宗教とは次元の全く異なる霊界の宗教を真っ先に知ることができたことに、本当に心からスピリチュアリズムに出会えてよかった。ここまで導いてくださった守護霊や、学びを深められることに感謝し、そして真の救いである霊的成長を促す生き方を知る私たちは最高の奉仕ができるという最高に恵まれた立場にいることを改めて感じました。霊界と比較すると、現在の地上の宗教の実態は、本当に有害なものでしかありません。肉体を持っている私たちですら霊的牢獄に閉じ込められ精神を閉じ込められている状態は、本当に苦しいと強く感じますが、霊界から見たらどれほど悲惨な状態か、そうした霊界の方々の思いをシルバーバーチの霊訓から知り、思いを一つとし、よき道具となれるようにもっともっと成長していきたいと強く願いました。(40代女性)

地上の人間は神や信仰について学ばなければ正しい信仰とは何かを知ることはできません。地上の宗教、書物、思想からは知ることはできませんでした。シルバーバーチのもたらしてくれた霊的真理によって地上の宗教のどこが間違っているのかが明確にわかりました。真理に出会うまで漠然と宗教に不信感を持っていましたが、その理由が分かりました。本来人を幸せにするはずの宗教が、人を幸せにしていないからです。私たち人間の最大の幸福は霊的成長なのに、地上の宗教は、そのことを教えてくれないどころか、霊的成長に関係のない儀式・儀礼・教義・宗教組織への忠誠心を大切にさせてきました。霊的真理によって、本当の信仰とは何かを知ることができました。そして霊界ではすべての霊がたった一つの宗教を信仰していることも知ることができました。霊界ではすべての霊が同じ神を信じ、神のつくった摂理に沿った生き方が自分を幸せにしてくれることを理解していることも知ることができました。この地上にスピリチュアリズムが広まり、やがて霊界と同じ宗教・信仰が当たり前の時が一日でも早く来るためにも、霊界の道具となって働きたいと思います。(50代女性)

今日は「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」を学習しました。まだスピリチュアリズムに出会えていない頃、世間的には不幸と言われることが私に起こっていた時、友人がすぐ自分の宗教を勧めにきましたが、私は全然納得できなかったことを思い出しました。それが少ししてスピリチュアリズムに縁があり出会い、その時は目からウロコの状態で学べば学ぶほど奥が深く、補足長くそれからの人生の指針になったことを思い出しました。少しでもスピリチュアリズムを伝えていくことができるように頑張りたいと思います。(60代女性)

今年の2月以後、新型コロナウィルスのために参加することができず、半年ぶりに講義を聞くことができ、感謝申し上げます。今、私のところにスピリチュアリズムを学びに来られている方々の大半は、さまざまな宗教に入り苦しみ、やっとスピリチュアリズムに出会った方が多く、霊界側が前もって教えてくださったように思います。本当に足りないだらけの者ですが、霊界の道具となれるよう日々努力したいと思います。今日の講義の内容をしっかりと語れるよう頑張ります。(60代女性)

今日は宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像(宗教の観点から見たスピリチュアリズムの役割)について学びました。現在、地球上に普及している宗教は、宗教本来の目的を果たしていないことに加えて、人類に悲劇をもたらすまでになっている。その原因は霊的無知です。よって現在広まっている宗教を全てなくし、それに変えて霊界の宗教を地上に広め、宗教本来の目的を取り戻す、霊界主導の人類史上最大の宗教革命であると理解することができました。また少し霊的真理の理解が深まりました。本当にありがとうございました。(40代男性)

無宗教でしたが、シルバーバーチを学び始めてから宗教がどれほどひどい状況なのかが分かりました。世界の宗教の概要を見てみましたが、例外なく価値を貶めているのでは、と感じました。もともとの教義は正しいのにねじ曲がっていった、説得できないから分かれていったという印象を受けます。摂理に沿った利他の考え方をし、利他の行動をとる。自分だけでも大変なことが、全人類となるとどれだけ難しいことか、途方にくれます。自分が正しいことを絶対的に信じ、間違っている者を許さない、そのような者が出会えば戦争になるのでしょう。そんな背景があることを認識し、まずは自分から理解・行動できるように学びを進めていきます。(50代男性)

霊界における唯一共通の宗教を地上でも実現し、地上天国を築き上げるそれまでのプロセスが私たち霊的真理をいち早く学んだ者の使命であることを改めて認識しました。そのためには信仰を求めてくる人たちに正確に伝えていくことができなくてはいけません。先日キリスト教の間違いについて話そうと思ったら、キリスト教の贖罪説のステップについてすっかり忘れてしまって話すことができませんでした。読書会で納得できたと思ったことでも、“伝える”ということはまた別で、話せるまでには自分の中で知識を組み直し、伝えやすいようにする訓練がいることが分かりました。本日の「霊界の宗教を地上界の信教」にするということも、頭ではわかっていても伝えようとするといろいろな知識が定着していないことに気づきました。自分自身でまとめることや練習をすることの大切さが分かった今日でした。(40代女性)

地上の宗教を霊界の宗教におきかえるという壮大な計画に、正直なところ、ポジティブな意味でドキドキしています。目の前の大きな坂道を見て大変だ、という気持ちと、登り切った先に眺められる景色を楽しみに、「よっしゃ、登るぞ!」という「蛮勇」のようなエネルギーが湧いてくるのを感じました。地上の宗教の一番の問題は組織による罪ですが、地上宗教の中で先住民が信じているようなアニミズム的な信仰は比較的霊界の宗教に近いのではと個人的には考えています。もちろん肉食の問題など、摂理とのズレはあるとは思いますが、自然との調和を図る姿勢など、現代人が参考にし、学べる点はいろいろありそうです。霊的真理に基づく実践をしながら、太古の昔からの知恵を受け継ぐ、先住民の皆さんへのリスペクトを持ち続けたいなと思っています。昔学生の頃、宗教のテストで、あらゆる宗教は同じ頂点を目指していると書いて先生に「かみついた」ことがあります。(先生はキリスト教至上主義でした)たとえるなら山のようなものでそれぞれの宗教は登山道のようなものかなと考えていました。どんな宗教も、少しは霊的な要素を含んでいると思うので、お互いのリスペクトはどんな時でも忘れないでいたいと思います。(40代女性)


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