シルバーバーチ読書会
2018.12.8 / 9
今回は、参加者の皆さんの5分間スピーチでした。皆さん、短い時間の中で内容の濃い話をしてくれました。この1年の間に、霊的真理の理解が深まり、それぞれの意識が格段に変わってきていることがよく分かる内容でした。お互いに大いに霊的刺激を受けたようで、一年の締めくくりとしてよい会となりました。
2018年は、シルバーバーチの神観・摂理観を中心に学習を進めてきました。宗教にとっては根幹ともいえる「神について」の深い理解、これまでの宗教では知ることのできなかった真実の神の姿を学びました。そして、シルバーバーチが初めて明らかにしてくれた、神についての内容の中でも最も重要な「摂理としての神」は、大きな衝撃とともに、一人一人の心にしっかりと刻み込まれたものと思います。
霊界のことをやっと少し実感できるようになりました。しかし、神のことを感じることはなかなかできず、今年1年は神のことを感じられるよう努力しました。寝る前にお祈りしたり、お風呂につかりながらお祈りしたり……神観と摂理については、毎年読書会で学んでいますが、少しずつ内容も変わってきています。自分のしているいろいろな場面でのお祈りと、新しく学ぶ神観と摂理がうまくマッチングして、もう少しで神を実感できそうな感じがしています。来年はもっと実感が深まるように努力していきます。(60代男性)
因果応報の法則。自分で蒔いた種は自分で刈り取るカルマの清算。この言葉を聞いて、今までの人生の中で辛かったことはカルマの清算なのかな?と思ったりします。自由意志の中で行動してしまった間違った行い、いくら反省してもやった出来事は消えないと思っていましたが、「苦しみ」という形で清算されるのであれば、苦しみも有難いと思います。まだまだ清算しなくてはいけないカルマは残っているのだと思います。これからの生き方で、マイナスがプラスになるようにしたいと思います。そのために利他愛の実践、霊主肉従を心がけます。お祈りも毎日欠かさず実行したいと思います。一日の終わりには反省するのですが、必ず利己的な感情がでることがあります。少しずつですが、心を磨いて、人のために生きていこうと心に誓います。(60代女性)
摂理観・神観を学び、人間が知る摂理(法則)の後ろには、まだまだ知り得ない無数の摂理があり、どこにいても何をしても何を考えても、摂理の枠から外れることは絶対にないこと!摂理が何人に対しても正確に自動的に働くことは、親である神様の子どもたちに対する平等・公平さと無限に深い愛であることがよく理解できました。真の愛は地上的見地では推し量れない力と包容で、一人ひとり大切に惜しみなく注がれているものだと感じました。そう思うと、姿は見えなくても、神様と対峙し、魂が震動し、何でも乗り越えられる思いがします。何より内奥からの感謝の気持ちがあふれてきます。真理普及のために必要な環境を整えていただき、これほど幸福なことはありません。後は一歩一歩と前に進むだけです。(50代女性)
神観についてですが、大霊の存在やイメージなど、学んだことによって以前より想像しやすくなりました。私たちの生きているこの地球や宇宙のもの、霊界、全てのものに関わっておられるのだと思っています。そしてもう一つ、誰かが誰かのために犠牲を払ってただただ奉仕をされている姿を見ると、自然と涙が出ました。それは助けられた人たちに安堵したからではなく、その人たちのために奉仕されている人の姿を見たことで、その人を通して神を見せられたからなんだと気づきました。真理を知ったことで、私の価値観も正しく変わっているのかな?と思いました。(30代女性)
今まで「摂理の神」が理解しづらかったですが、詳しく学習させていただけたことで、本当の意味で理解できた気がします。というより、確信が持てました。それが“神の愛”から発せられることであり、人間一人一人に個別に創造され「唯一無二」の愛される存在なのだと実感が持てた気がします。自分も愛されているというのと、一人ではなくいつも守護霊と共に歩んでいるということを思いながら前進したいと思います。(50代女性
この1年の読書会で最も画期的な内容は、シルバーバーチの神観の「摂理の神」に関する学習でした。大霊=神は直接人間を支配するのではなく「摂理」を介してそれを行っているという点です。その意味では「神は法則」であり、人間の眼には「冷たい神」として、あるいは無機質な存在として映るかもしれませんが、実はそこに神の深い大きな愛があるということに気づかされました。無機質と映る摂理だからこそ、万人に分け隔てなく愛がそそがれているということ、そしてその摂理に忠実に生きていればこそ、我々地上人は何ら恐れることはないと心強く思いました。今後も「霊主肉従」と「肉主霊従」の間を行き来しつつも少しでもスパイラルアップを図っていかなければならないと考えます。また、来年は決意を新たに一歩一歩巡礼の旅路を歩んでいこうと思います。(50代男性)
本日は皆様の5分間スピーチを聞き、大変参考になりました。神観・摂理観ですが、摂理観は2回休みましたので、又次回、しっかり学びたいと思います。神の摂理は機械的・数学的に寸分の狂いもなく一人一人に働く、それは時としてあまりにも冷徹に働くものだと実感します。もちろん冷徹に感じるのは人間の方で、真実は、神が大霊の子どもの霊的成長のために作られた愛そのものであるということですね。地球人類は未だに善より悪を行うことが多く、痛み、苦しみを通して霊的成長が為される、私自身もそうですが、今のレベルでは仕方のないことだと思います。本当に残念なことですが……。いつの日か、遥か遠い日に(来世?)霊的に成長した暁には、愛と奉仕のみ(?)を通して成長ができる存在になりたいと願っています。(50代女性)
神とは、創造主、大霊、愛の始原、摂理、究極理想・目標という5つの神の概念をバラバラではなく、この5つの概念を一つにまとめた総合的な存在であることを学び、その上でシルバーバーチの祈りに目を通すと、本当に生き生きとした高級霊が実感している神を地上の言語という限られた中であっても、これまでよりもリアルに感じることができました。また、摂理を通して霊界・宇宙、そこの存在物、生命体、そして私たち人間を創造し、摂理を通して維持・管理・運行しているということを学び、機械的に働き一見理不尽に思える摂理の働きの背後に深い神の愛があることにとても感動しました。ひとつひとつにとても分かりやすい図を作ってくださっていたので、これまでよりも明確な神のイメージと摂理についてのより広い視野での理解を深めることができました。人類が地上に創造されて以来多くの宗教が起こされ、広まってきましたが、初めてスピリチュアリズム、シルバーバーチによって真実の神の姿が届けられ、先輩スピリチュアリストの皆様、スピリチュアリズム普及会の皆様のおかげで、その内容が整理され、今、後から来た私たちがその恩恵を手にすることができました。今後本物の神観が少しずつ広まるにつれて、ニセモノが淘汰され、地上天国が近づいてきます。その初期における実践者として地上に誕生し、少しでもスピリチュアリズムのために働くことのできる私たちは本当に幸福な地上人生を歩ませていただいている、と改めて感謝し、又新たな決意が生まれました。(40代女性)
神観・摂理観は大変深い内容で、地上で真実の神の姿を知るということの難しさを感じていました。しかし、学習を通じて、理解が深くなっていることを実感しています。今年は7月から祈りも含めて、詳しく学ばせていただき、神の深い愛をより一層身近に感じることができて、感謝と感動でした。『シルバーバーチの霊訓』を手にしている幸福、その内容を整理してくださり、月に一度、学習を受けさせていただいている感謝の気持ちがあふれ出てきました。「神は人間一人一人を個別に創造し、分霊を宿してくださっている」神は人間と摂理を介して接してくださっている。摂理による完全平等、完全公平な世界の中、私たち人間は、永遠の霊的進化の歩みを続けていく霊的な存在だと、改めて強く心に刻み込まれました。摂理に沿って親である大霊に近づいていきたい、より多くの人が『シルバーバーチの霊訓』を手にし、霊的成長の歩みにたどり着いてほしいとの願いが強くなりました。いつどこにいても神がいて、内部に神性を宿しているという実感が増したおかげもあり、日常生活の中で積極性が増えてきました。地上で学ぶべきこと、克服すべきこと、達成すべきことを一つ一つ進めていきたいと思います。(30代女性)
「神について」と「神の摂理」では、多くのことを学びました。神は愛をもって創造され、永遠の愛の中で生きられるように摂理を創造されたことです。神様とは、創造主としての神です。神は全ての被造物を創造されました。神は一塊の集団として人間を創造されたのではなく、一人一人の人間を、こういう人間を創造しようとイメージされてご自分の霊の一部を与えて創造されました。私は自分の霊がこれほど深い愛の中で誕生したのかという驚きと神の深い愛を実感しました。また、神の摂理では、神はただ単に支配するためや、全ての被造物が間違いなく運行することを目的に摂理をつくられたのではなく、全てのものが幸せになるようにとの思いからつくられたということを知りました。一人でもこの無限の愛をつたえていきたいと強く思いました。(50代女性)
今年一年の中で、神観・摂理観を学び少しずつですが、神とはどういう存在であるかということと、霊的な私たちの親であることを理解することができてきました。そして親の愛を受けながら、神性をわずかでも発揮していこうと思っています。また、大霊が創造された摂理についてたくさんの法則がありますが、一つずつ整理しまとめられた普及会の方々はすごいなあと思います。私たちの想像もつかないほどの苦労があったと思うので、それを読み、学習させていただくだけでなく、地上で実践し、ここまで導いてくれている守護霊にも恩返しができるようにしていきます。そして一人も伝道できなくても、(読書会の)活動だけはずっと続けていきます。(40代女性)
「神観」「摂理観」を学んで、神様の愛は、決して甘やかしの愛ではなく、厳しい愛だということがよく分かりました。これが本当の愛、神は、全ての人を摂理を介して完全平等に愛してくださっている、摂理に反したことをすると様々な苦しみが起きますが、摂理に一致した生き方をして、大きく広い深い愛(利他愛)を身につけられるようにするために、神は摂理をつくってくださった。どんな悪いことをしても、霊的成長の道に戻される。神の本当の愛が、今年1年、よく理解することができました。来年はさらなる霊的向上を目指して頑張ります。より多くの人に真理が伝えられますように……。(50代男性)
今日は参加された方々の感想を聞くことができ、霊的成長のためにそれぞれがいろんな体験をしながら頑張っておられ、霊的刺激となりました。最高の霊的真理を学ぶことのできるこの読書会に参加できたことを、守護霊に感謝してやみません。神の摂理に合わせながら生活する大切さを実感し、真の信仰者となれるよう、少しでも大霊の心と一つとなり、よき道具となり、スピリチュアリズムに貢献できる幸せを感じながら一日一日を過ごしていきたいと思います。(60代女性)
私は小さい頃から漠然と神様は全てを包含していて、いろいろな面を持っていると思っていました。いろいろな面というのは、神社仏閣で“神”や“仏”という形で祭られている対象です。しかし、現実には唯一無二の完璧な存在で、人間の感覚だけでは理解できない広大無辺の存在と知り、とてもうれしかったです。また、神と私たちとは、直接的な関係ではないということを知りました。神は、摂理という神の愛からなる法則をつくってから私たちという存在をお造りになりました。私たちが幸せになるようにという願いからの法則に従えば、全ての人が幸せになれるという神の摂理に大きな愛を感じます。霊的真理が骨身に染みるころ頃には、霊的真理の実践者として自分の経験を踏まえて、霊的知識を分けることができていたら幸いだと思います。私は霊能者になりたかったわけではありませんが、霊能占い師として失敗して統合失調症になり、精神病で一生薬を飲み続けなければなりませんが、霊的無知の恐ろしさを知り得たからこそ、シルバーバーチの言葉にしがみ続けられているので後悔はしていません。(40代女性)