シルバーバーチ読書会
2019.2.9 / 10
今月は『シルバーバーチの教え』のまえがきと序文を読みました。ふだんあまり読むことのないまえがきや序文を読み、その中からシルバーバーチの交霊会の背景やシルバーバーチの霊訓がいかに最高の霊界通信であるかということを確認しました。編集者のA・Wオースチンのまえがきやハンネン・スワッファーの序文をじっくり読むことで、シルバーバーチの霊訓を手にできたことへの感謝がさらに深まったことと思います。
『シルバーバーチの教え』(原題“Teachings of Silver Birch”)の編集者A・Wオースチンは、モーリス・バーバネルが始めた“Psychic News”社のスタッフでジャーナリストです。シルバーバーチとのやり取りからも分かるように、とても知的で頭の切れる人です。「まえがき」でも書いているように、オースチンはまず自分が重要だと思うテーマを決め、そのテーマにあったシルバーバーチの言葉を探し出しまとめています。オースチンが始めの方に挙げたテーマは、スピリチュアリズムそしてシルバーバーチ思想の重要なものばかりです。「シルバーバーチについて」「スピリチュアリズム運動について」「神について」「宗教について」「人生について」「死について」――こうした内容が順に並べられています。そのため、スピリチュアリズム・シルバーバーチの「入門書・概論」と言ってもいいような内容となっています。オースチンの優れた編集能力と真理に対する深い理解が伺えます。(『シルバーバーチの教え』の目次を参照)
「序文」を書いたハンネン・スワッファーは、シルバーバーチの交霊会の前半期の中心的人物です。イギリスの出版界の大御所で“フリート街の法王”の異名を持つ有名人でした。スワッファーが霊魂説を信じるようになってしばらくした1930年頃、はじめてシルバーバーチの交霊会に出席することになります。そしてシルバーバーチという霊の語る内容のあまりのすばらしさに、何としても多くの人に知ってもらいたいと、使命感をもって普及に携わりました。同時に、スワッファーほどの人物が主宰し、絶賛するシルバーバーチという霊の交霊会に、ぜひとも一度参加してみたいと多くの人が思いました。その結果、ハンネン・スワッファーの主宰する“ハンネン・スワッファー・ホームサークル”に、当時の著名な人たちが次々と参加することになったのです。その背後に霊界の導きがあったということは言うまでもありません。
“Teachings of Silver Birch”『シルバーバーチの教え』は、1938年、第二次世界大戦直前に発行されました。
私たちが『シルバーバーチの霊訓』は、最高の霊界通信・人類のバイブルだと言うと、「一人の霊の言うことだけ信じるなんて“狂信”じゃないか」「視野が狭くて危険だ」と批判する人がいます。しかし、それはまったくの的外れです。『シルバーバーチの霊訓』は、シルバーバーチという一人の霊からの通信ではありません。イエスを中心とする高級霊の大霊団が、地球人類を救済するために地上にもたらすのにふさわしいと審議・決定した内容を、シルバーバーチが代表して伝えてきたものです。つまり『シルバーバーチの霊訓』は、何千万(何億かもしれません)という多くの高級霊たちの“総意”なのです。決して一人の霊が語った内容ではありません。
スワッファーの存在がなければ、世界で最も口の悪いマスコミと知識人と言われているイギリスの出版業界を納得させることはできなかったんじゃないかと思いました。でもそれさえも、霊界側の働きかけであるのは言うまでもなく、おそらくシルバーバーチも当初からその計画を立てて交霊会までこぎつけたのではないでしょうか。真理の内容は、高級霊界からのものであっても、それを伝えていく方法はシルバーバーチに任されていたでしょうから、ハンネン・スワッファー自身もある意味ではバーバネルと同じシルバーバーチの霊媒だったように思いました。(50代男性)
昨年の読書会では、「シルバーバーチの神観」を中心とした学習をしましたが、今年最初の学習は『シルバーバーチの教え』の「編集者まえがき」「序文」に関する再確認でした。シルバーバーチの霊訓を長年読んでいた私ですが、これまで「編集者まえがき」「序文」については、軽く読み飛ばしていたというのが実情でした。しかし、本日の学習で本編の編集者であるA・Wオースチンや序文を寄せたハンネン・スワッファーの人物像やその人となりを知ることができ、短い「前書き」や「序文」の中にも深い意味が込められていたことに気づかされました。併せて、シルバーバーチ交霊会の背景やその霊界通信のメカニズムや成立過程を再確認することで、「シルバーバーチの霊訓」が最高のものであること、そしてそれを「本物」として受け入れている自分自身が本当に恵まれた立場にあるということも実感できました。まだ「時期の来た人」に伝道する機会には巡り合ってはいませんが、シルバーバーチの霊訓を座右の銘として常に読み、日常生活においても決して傲慢になることなく、内省的・自助努力に勤しんで、少しでもシルバーバーチの示してくれた道を誠実に歩んで行きたいと思います。(50代男性)
編集者の前書きと序文をじっくりと学ぶことができました。読書する折、つい前書きとか序文は、サッと読み流して本文に入ってゆくので、このようにじっくりと噛みしめて考察して理解したことは、私にとっては珍しいことでした。シルバーバーチが語る内容は、自分よりさらに高い界層に居られる高級霊団からのものである、それをシルバーバーチが中継しているにすぎないと謙虚に言われています。それでも読者が理性で判断しかねるものは、拒否するなり証明が得られるまで保留してよいのですよ……と言われています。ご本人はインディアンではないと……インディアンは幽界にいる中継者で、地上のバーバネルの役目を負う人であること、その必要性は、いかにシルバーバーチの話のレベルが高いか、これで解ります。それらを思うにつけ、我々も一層深く学ぶことでレベルアップを目指すべきだと思いました。(70代男性)
Teachings of Silver birch の前書きのオースチン、序文のハンネン・スワッハーがこれだけ重要なことを書いていることを分かっていなかった私は、自分を恥ずかしく思いました。また、この読書会の広がりが今は日本だけということに誇りを持つと同時に、日本は地上人類救済の重要な任務があることも理解できました。今日の講義が聞ける私たちはいかに幸せか、帰ってまた、前書きと序文をもう一度読み直します。これだけの真理を降ろすことの素晴らしさを改めて知り、これからいかに人々に知らせるか、これからの課題です。(80代男性)
今日は、読書会を欠席する予定でしたが参加することができたのは、守護霊をはじめとする霊界の方々の導きであることを実感し、感謝いたします。私は、初めてシルバーバーチの霊訓に出会い感動したのは、序文を読み、シルバーバーチが名前をあえて称さず、シルバーバーチの説かれる中身・真理を聞いて判断してほしいという内容に、この霊界通信は本物であると直感したことを思い出します。また、改めてシルバーバーチの交霊会の背景を学ばせていただき、霊的真理に出会えたことの感謝の思いと、少しでも多くの人たちに伝えていきたいという思いを持ちました。(60代女性)
今日は『シルバーバーチの教え』の「編集者まえがき」と「序文」のほんの入り口までを読み進めました。その中でシルバーバーチが高級霊団の一員であり、その代表としてマウスピースとしてその総意を地上人に伝える役目を引き受け、この素晴らしい霊的真理を伝えてくれたことを知ることができました。そして再生の必要のないシルバーバーチと名乗る高級霊がレッドインディアン、バーバネルを通して、いかに困難な道をもってマウスピースに徹してくれていたかということに思いを馳せることができました。一人で読んでいては感じられない学習をありがとうございました。ただ読むのではなく、“理性”をもって、シルバーバーチに感謝しながら……という感情も湧き出てきた学習でした。(50代女性)
今月の学習では、また改めてスピリチュアリズムが人類を救済するためにもたらされたものであり、その内容はイエスを中心とする高級霊の総意であって、決してシルバーバーチ個人の通信ではないこと、霊的真理が地上にもたらされるまでどれほどの苦労があり、どれほど多くの霊たちが関わってくださったかという大きな視野で実感することができました。また地上側の道具として働いてくださった方々の霊性の高さも実感できました。私たちが霊界をも含めた永遠の「人生のバイブル」として手にしている『シルバーバーチの教え』は、今私たちが学ばせていただいている体系的な霊的真理の重要ポイントの順に並んでいることを教えていただき、A・Wオースティンの役割の大きさを感じ、感謝しました。また、スワッファーの役割、そして名も知られていないサークルのメンバーのお一人お一人の役割も大変大きく、地上側の霊団の皆様と、霊界側の霊団の皆様、スピリチュアリズムに関わっているすべての高級霊にも心から感謝の念が湧いてきました。(40代女性)
シルバーバーチの霊界通信により、私たちは地上の悲劇、人間の苦しみの原因を知ることができました。そして同時にどうすれば地上全体が幸せになるのかという方法を教えていただきました。自分という存在は何か、神とは何か、地上に生きる目的は何か、本当の幸せは何か、といったことを知ることができました。シルバーバーチの教えにより多くの人が救われました。その教えの背景がいかに遠大で、私たちの想像をはるかに超えた大霊団が控えているかを知ることができました。私たちがこうして最高の宝であるシルバーバーチの霊訓に親しむことができるのは、霊界側の周到な準備と私たち地上人に対する無私の愛があったことを知り、大きな「地上人類救済計画」を実感しました。今こうして真理を手にできた私たちに託されたものの重さを改めて感じました。(50代女性)
本日は、シルバーバーチの霊訓が降ろされた背景について学びました『シルバーバーチの教え』(上)のまえがきや序文をじっくり読んだことがなかったので、こんなところにこんな深い内容が書かれていたのは驚きでした。シルバーバーチの霊訓はシルバーバーチという霊が一人で語った内容ではなく、イエスを中心とする高級霊の総意のもとで降ろされた真理であること、決して一人の霊が語った真理を信じて信仰しているのではないということを改めて理解することができました。あと霊界通信は盲目的に受け入れるものではなく、必ず理性でチェックすること、新しい宗教をつくるために行われるものではないということも学びました。人に真理を伝えていくときに、こういったことも知っておくことは大事だと思いました。(50代男性)
『シルバーバーチの教え』の編集者まえがきと序文をじっくり読みました。自分一人で読んでいる時は、流して読んでしまっていたことに気づきました。イエスを頂点とする高級霊の大霊団からの教えを手にすることができる言葉に改めて感謝し、本当に幸せなことであると実感しました。地上界と直接接触ができないほどの霊格の高さは、今の私からは想像もつきませんし、地上界には表現できる言葉もないかもしれません。何千年(何万年?)後に私もその近くまでいけるのでしょうか?今はとにかく目の前にある一つ一つのできごとに誠実に愛を込めて向き合って、霊的真理にしがみついて生きていこうと思います。(50代女性)
『シルバーバーチの教え』の「編集者まえがき」「序文」を読みながら、ほんの数行の中に、実に深い内容が込められていたことに非常に驚きました。読んだことはありましたが、さらりと済ませてしまっていました。高級霊界でも最も高い界層からの霊的真理を今手にすることができている、奇跡のような幸福を毎回のように感じ、感謝せずにはいられません。霊優位の生活を心がけ、霊的真理を時期のきた人に伝えられるよう努力していきます。(50代男性)
シルバーバーチ交霊会の背景を改めて詳しく理解することができました。私たちが手にしている霊界通信の中で最高のものであるシルバーバーチの霊訓。これに今世出会えたことは、大変に幸せなことであり、感謝すべきことであり、なおかつ、その責任を感じます。重責です。時折、その重荷(?)に耐えかねてしまうこともあるのですが、大変に恵まれた立場にいることを自覚して、最善を尽くしていきたいと思っております。霊的真理の普及に向けて今は自分自身の修養鍛錬の段階ですが、イエスをはじめとする高級霊界の方々の尽力を無駄にすることがないよう、一人でも多くの方々がシルバーバーチの霊訓の普及に努めてくださることを(もちろん私も含めまして)願っております。いつもありがとうございます。感謝しております。(40代女性)
今日の読書会は、いかにシルバーバーチが高い界層に属されているのか、どれほど多くの犠牲を払って私たちに真理を届けてくれているかが分かる会でした。また、自分もイエスを中心とした高級霊団に属しているにも関わらず「自分より高い界層」から届けられた教えだとおっしゃっていて、とても謙虚な方だと思いました。私も見習いたいです。シルバーバーチの深い愛に触れて、改めて素晴らしい真理に出会わせていただけた恩恵を実感できて、私はこれからも真理に沿って地上人生を歩み霊的成長をし、いつか真理を必要としている人間と霊に真理を伝えられるようになりたいです。(20代女性)
読書会に初めて参加して、これほどまで(20人くらい)の人が読書会に参加、勉強している現実に驚きました。読書会の初めに歌を皆さん一同で歌いましたが、なぜか歌いながら涙が出てきました。「安心感なのか?霊的な現象によるものなのかなぁ~」と思いました。このように神聖な空間で勉強できて、本当によかったと思いました。そしてもっともっと精進して自分自身の心を高めていきたいという気持ちにさせていただきました。また読書会に参加したいと思います。読書会に今日参加された方々、ありがとうございました。感謝!!(50代男性)