シルバーバーチ読書会
2022.7. 16/17
今回は、大阪スピリチュアリズム・サークル「シルバーバーチ読書会」としてのはじめての読書会でした。会の始めに、読書会の名称の変更と、今後の読書会のあり方について少しお話をしました。大阪スピリチュアリズム・サークル「シルバーバーチ読書会」は、スピリチュアリズム普及会の直轄の読書会として、西日本のスピリチュアリズム運動の拠点となるよう努力していきます。参加されるお一人お一人が、その中心者として意識をもって臨んでいくことを皆で確認しました。
シルバーバーチによって示された真実の神観は、「シルバーバーチ読書会」の新たな出発に相応しい内容でした。
①創造主としての神
②大霊としての神
③愛の始原としての神(愛なる神)
④摂理(法則)としての神
⑤究極の理想としての神
④摂理(法則)としての神
宗教は人類の誕生と同時に存在した、と言われるほど人間と密接に関係があるものです。人間はこの地上に生を受けた時から神を求めてやみませんでした。しかし、長い歴史の中で、様々な宗教ができ、それぞれが思い思いに描いてきた神を崇拝の対象とするようになりました。
数えきれないほど多くある地上の宗教がそれぞれの神を信仰の対象としてきましたが、正しい神の姿を説く宗教は一つもありませんでした。世界人口の3分の1を占めると言われるキリスト教ですら、正しい神の姿を説いていません。「神は愛なり」という愛なる神については説いていますが、それだけでは正しい神観とは言えません。
では、正しい神観とはいったいどのようなものでしょうか。キリスト教をはじめとする地上の宗教に決定的にかけている神観は、「摂理としての神」です。
神の創造は摂理によって統制され維持されています。霊界も宇宙も、そこに存在する全てのものが神の創った摂理によって支配され、維持・運行されています。人間においてもそうです。一見すると不公平に見える人間社会ですが、実はすべての人間が神の摂理のもとに完全に公平であり、完全に平等に扱われているのです。地上世界だけを見ていると、一人一人の置かれている状況があまりに違うために、どうしてこんなに不公平なのか、なぜ周りの人は幸せそうなのに自分だけこんな不幸な目に合わなければならないのか、と思ってしまいます。しかし、自分が不幸と思われることは、自分が過去に犯した「摂理違反」を償うためにおこされた苦しみなのです。苦しみを通して、摂理違反してできた罪を償う――これも摂理の働きです。
こうした摂理の働きは、万人に共通です。どんな人に対しても例外はありません。特別な恩寵もありません。摂理の働きは厳格であり一点の狂いもなく正確です。時代が変わろうとも摂理に変更はありません。この地球が消滅するようなことがあっても、神の摂理に変更はないのです。
私たち人間が幸せになるには、私達が神の摂理に合わせる努力をしていくことです。摂理に適った行いには、それなりの良い結果がもたらされます。利他愛の実践をすれば、「利他愛の摂理(法則)」に従って霊的成長が為されるということです。摂理に違反して利己的な方向に向いていけば、違反した分だけ苦しみとして自分に返ってきます。(*摂理の詳しい内容については今後の読書会で学習していく予定です。)
これまで、「どんなに熱心に祈っても、神は自分の願いを聞いてくれない」「自分の人生を宗教に全て捧げ尽くしてきたのに、自分は幸せになれない」と、信仰しても報われない、幸せになれないと思ってきた人が大勢います。それは、これまでの宗教が「摂理の神」を知らなかったからです。神の摂理があって、どのように働くのか、まるで分かっていなかったからです。
シルバーバーチの霊訓によって、人類はやっと「摂理の神」という最も重要な神観を手にすることができました。神の創った摂理のもとに、すべての人間が幸福になる道があるということが、人類に初めて明らかにされたのです。
スピリチュアリズムとは > スピリチュアリズムの思想[Ⅱ] > 1.神について ⇒
『シルバーバーチの霊訓』とは >『 シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容 > 1.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「神観」 ⇒
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イエスが地上人類に対して最も伝えたかった神観について、今月は2回目を学びました。神は深い愛なる思いからすべての人間一人一人をイメージし、ご自分の分霊を授け、霊的成長するようにと願い創造してくださいました。しかし、地上人類は霊的無知から真実の神を知ることができず、今日まで神の願いから外れた道を歩んできたことに、神はどれほど悲しまれたのでしょうか。本日の学習では、真実の神の姿を知ることは人間にとって「もっとも重要なことであることを改めて強く実感しました。真実の神を知ることができなければ、自分自身の存在価値を理解することができず、本質を分からない中では、内在する神性を発揮する術も知らず、真の幸福に至る事はできません。本日の神観の学習では、以前にも増して、神と人間の深い愛、絆を知ってほしいというイエスの願い、思いも伝わり、大きな愛に包まれている実感を強く感じました。神は自分にどのような願いを託してくださったのだろうと心を寄せ、神との絆をさらに強固にできるよう、日常生活の中で実践してまいります。そしてイエスが示してくださった画期的な神観を一人でも多くの方にお伝えできるように、霊界のよき道具を目指して前進しようと、決意を新たにすることができました。(40代女性)
霊界、宇宙、万物のすべてを神は愛によって創造されました。全てに神の愛が充満しています。私たち人間は神から分霊を授けられ、霊的成長を永遠に続ける存在として創造されました。私たち人間一人一人も神の愛に包まれています。ひとりぼっちで見捨てられた人など誰一人存在しないのです。そして神は摂理を介して私たち一人一人と関係を結んでいます。そこには、不平等も特別も例外もない神との関係です。こうしたことすべては、神の愛から発せられています。しかし肉体を持つ私たちには、残念ながら自分たちを包む神の愛を実感することができません。真の幸福も真の喜びも神に近づくことでしか得ることができません。この地上で神の愛を知るには、ただ一つ利他愛の実践によって霊的成長をなし、真実の神の理解を深め、近づいていくことです。全ての始原である5つの神、真実の神の姿を知ることで、人間は苦しみや悲しみから解放されていきます。地上から苦しみ、悲しみをなくし、神の願われる愛の溢れる世界を築くためにも、学んだ真実の神の姿を一人でも多くの人にお伝えしたいと思います。いち早く真実の神を学ぶことができた恩恵に報いるためにも、正しい神観を一人でも多くの人に手にしてほしいと願います。(50代女性)
これまで人類は、真実の神の姿を知ることができませんでした。神を信仰の対象とする宗教は数多くありますが、神の本当の姿が分からないまま、人間が勝手に考え出した神観に基づいて、間違った教えを説き、地球上にさまざまな悲劇を招いてきました。私たちスピリチュアリストは、真実の神観を人類に先駆けて真っ先に知ることになりました。私たちの責任は重大です。今日学んだ真実の神観を正しく人々に伝え、人間の生き方の手本を示していけるように、日々努力していきます。神の使い、神の使者だと思って真理を伝えてまいります。(50代男性)
正しい神観を教わることができて、本当に幸せです。漠然と神を感じるのではなく、摂理としての神を正しく認識して、その神の摂理に則って生きれば、地上での健康も心が満たされる本当の幸せも手に入るのです。もちろん、神が私たちの成長を望まれての摂理であること、その起源は愛であることを忘れずに利他愛の実践に励みたいです。究極の利他愛の持ち主(神)を目指して利他愛の実践に励まなければならないのですから大変ですが、その分幸せも大きいと思われます。(50代女性)
今日の摂理の神についての学びは、今後の人生の中核になると考えています。地上人生の中で味わう喜びや苦しみ、失望というものは、すべて摂理の中でもたらされるもの、その時に感じる気持ちの内容によって自分が摂理に沿っているのか、ずれているのかが分かり、それに自分の霊的成長のための羅針盤として生かせること、これらのことが神の愛によって与えられていることに、神秘的なまでのありがたみを感じます。シルバーバーチによって説かれた‟5つの神の定義”、特に摂理の神の定義を知らずに日々悩み、つらい毎日を送っている人々に一刻も早く、この真理を伝えたいと心から思いました。そのために私自身も霊的に生まれ変わる努力を続けながら、神を信頼し守護霊の導きに委ねて、早く霊界に使ってもらえる道具となれるよう励んでいくことを誓います。(40代女性)
これまで漠然としていた神について、とても分かりやすい‟5つの神の定義”として示してくださったことで、自分を含むすべてのルーツとすべての関係性が明確に理解できたように思います。神を正しく理解することにより、霊的真理の隅々まで正しく理解できるようになり、日常生活の中で正しく実践できるようになり、神の愛を感じ、また神に近づく努力を重ねることができ・・・・・・と、正の循環を繰り返す、霊的成長の歩みを続けることが可能になると感じました。神を意識しない、神の存在を無くした世界はあり得なく、神の愛の中に存在すること、始原がそこにあることを知ることができた今の状態に本当に感謝するばかりです。神に少しでも喜んでもらえるように、摂理に適った利他愛の実践により、神の愛を実感できる地上人生としていきたいと思います。この神観を迷いの中にいて、真実の神を求めている、時期の来た人にお伝えしたいと強く思いました。(60代女性)
神の愛を実感したい、神の愛をもっと深く知って喜びに溢れたい、そのためには神の心、どのような思いで私たちを愛してくださっているのかを少しでも理解することが必要です。そのためにどうすればいいのか、それが利他愛の実践です。神のされることを自分でもやってみる、それは形から入ることのようでもあります。それが神の心をより深く知るための強力な方法になるのだと思います。そのことはまた、愛は摂理の成就という言葉の一つの意味でもあると思います。利他愛の実践を通じ、神の思いを少しでも理解できたなら、その思いがいつでもいたるところで注がれていることを思い出し、喜びがあふれるようになるのでしょう。それは人間社会だけでなく自然の中の小さな生命たちの営みの中にも見いだせるようになるのでしょう。(50代男性)
今日は5つの神の定義の後半、最も大切な神観である摂理(法則)としての神、そして究極の理想としての神について学びました。この5つの神観のどれが欠けていても、本当の神の姿ではありません。これまでの宗教では、5つの神の姿のどれ1つもまともに示すことができませんでした。人間が想像した神、間違った神を信仰してきました。イエスがシルバーバーチの霊訓を通して伝えてくれた神観こそが、真実の神の姿であることを私たちスピリチュアリストが地上人類として真っ先に知ることができました。本当に感謝しています。そして地上人類の霊的無知を霊的知に変えるために、スピリチュアリストは神の真実の姿を正しく伝えていかなくてはいけません。そして真実の神の姿、神の完全無欠な愛を知ってほしいと強く願わずにはいられません。私たち人間は、神の愛によって創造され、永遠の霊的存在として霊的成長を遂げていく存在であることを伝えていきたいと思います。神などいないと思っているのは、かつての私もそうでした。絶望的な思いを抱えている人に神の真実の姿、神の愛を伝えていくことができれば、世の中はどれほど変わるだろう、本当に希望が感じられます。真実の神の姿を知ったスピリチュアリストとして伝えられることは、この上ない喜びだと思いました。(50代女性)
今日は神観の、摂理としての神、究極の理想としての神を中心に学ばせていただきました。そして、読書会の最後にイエスの真実の神を地上の人々に伝えていきたいというお話を聞きました。その話を聞き、表現が難しいのですが、心が衝撃を受けたというか、納得がいったという、そんな感じがしました。全ての人類が正しい神を知ることができたなら、人種が違っても、考えが違っても、争うこともなくなることになり、すべての人が助け合うことができるようになります。そして、すべての人が神に向かって利他愛の実践をすることになり、この世のすべての悲劇がなくなり、真の目標である霊的成長も同時に実現することができると感じました。この一番大事な真理をきちんと学び、正確に伝えていけるように必ずしていきたいと思いました。(40代男性)
スピリチュアリズムの5つの神観をビデオにて学び、もう一度講議で復習し、更にイエスのメッセージまで拝聴することができ、自分達は何という恵まれた地上人だろうかと感謝しました。地上にいる私達は、5つの神観をすべてまとめた真の神の姿を、霊界の方々のように常に実感することはできませんが、スピリチュアリズムによって示された神の真の姿を理解しているなら、自分が霊的に高まったときには、それがたとえほんの一瞬であっても神の愛を地上でも実感でき、深い喜びと、更なる人類への貢献の決意が湧き上がってくるはずですから、実践を重ねてより一層神への理解を深めたいと願いました。また今日は、ビデオの中に出てきたシルバーバーチの祈りのひとつひとつの言葉の深みが魂の奥深くまで刺さり、これまでにない感動を味わうことができました。神から一人一人イメージをして分霊を与えられ、永遠に神を目指して歩む宿命の私たちにとって、神から与えられている縦の愛を人類愛に展開し、神から付与された利他性を発揮すればするほど、神に近付いていけるという最高の喜び、幸福な人生を地上で真っ先に享受できたことに対し、心から神に感謝しました。そして、すべての人間の中で神を最も理解されているイエスの道具として、何としても人類救済のお役に立つのだと決意を新たにできた学習会でした。(40代女性)
今日は先月に続き、「神観」のビデオを見て、神の真実の姿を学ぶことができました。一番印象深かったのは、私たち人類は神より分霊を与えられ、地上に誕生した時から全人類に「永遠の霊的進化の道をたどる宿命を与えられた」ということです。しかし、人類は霊的無知に陥り、数千年もの間、地獄のような暗黒の世界をつくり、失敗を繰り返してきました。そして今、イエスが2000年前に伝えることができなかった「摂理としての神」と「究極の理想としての神」をシルバーバーチを通して伝え、地上に再臨を果たされ、「神観」のビデオの制作にも関わって伝道の最前線に立っておられるとのことです。それを思うと、本当に霊的真理を知ったものとして、スピリチュアリズム真理普及のために、残りの人生をかけて努力していくことが、この恩恵に報いることだと、また、決意を新たにいたしました。(60代女性)
今日は摂理(法則)としての神を学ぶことができ、摂理の奥にある神の愛の深さが伝わってきました。従来の宗教、特にキリスト教でも説くことのできなかった、摂理を介した神と私たち人間の間接的な関係という重大な霊的真理を知れば知るほど、神が創られた摂理に合わせた日々の生活の大切さを感じております。どの宗教も説くことのできなかった真実の神の姿というのを、地上にいるこの時に学び、真の信仰の道を示していただいたことに感謝の思いでいっぱいです。宗教で悩む人たちに、スピリチュアリズムの神観を語り、少しでも多くの人たちが真の神を知って、真の幸せになってほしいと思います。(70代女性)
若い頃は神はいると感じ、礼拝の時間など、利他愛や神の話をされるのを熱心に聞いていましたがそれはそれで終わってしまいました。私の若い頃に本当の神の姿など誰も分かっていなかったのです。2000年前、イエスは恐れの神を愛の神に変えて示され、それがキリスト教を中心に現在まで伝わってきています。摂理の神や究極の理想としての神は、シルバーバーチを通して人類に初めて伝えられということを初めて知りました。世の多くの人々は、神の真の姿も知らず、霊的無知ゆえにさまざまな悲劇に覆われています。特に摂理の神など思いも及びません。それも機械的に支配していると聞くと冷たく感じますが、すべての人間に幸福になってほしいという神の愛から摂理がつくられているのだということを、皆に知ってほしいです。まずは自分自身が5つの神の姿についてしっかり認識し、日常生活の中で、より神の姿を感じながら、摂理に沿った霊的な幸福の道を追及していきたいです。(60代女性)
本日は神観の中でも最も重要な④摂理(法則)としての神と⑤究極の理想としての神について学びました。神は神の愛から摂理を創り、すべてを支配しています。神と人間は、摂理を介した間接的な関係で例外なく完全平等、完全公平ということ。その摂理に沿って生きることで幸せになり、摂理に一致させていくことが正しい信仰であることを学び、これまで何度か学習しましたが、新たな気づきとなりました。そして利他愛の実践を通して神に近づき、神に近づくにつれて神の愛を実感でき、深い喜びとなり、霊的成長する、それが摂理ということも学びました。本日の読書会は、イエスの思いが詰まった神観、神の愛を少しまた実感できる学び多い時となりました。(30代女性)