学習のポイントと感想

「シルバーバーチ読書会」

2022.5. 7/8  

学習内容:インフォメーションNo.42
     「祈り」について

今回は、インフォメーションNo.42と「祈り」についての学習をしました。祈りの原則を確認し、実際に祈りを作る実習をしました。祈りがどのようなものか、知識としては分かっていても、現実にその原則通りに祈っているかは別問題です。祈るべき内容を考えず、自分の思いをそのまま語ればいいと思っていたという人もいらっしゃいました。祈りの原則をしっかりと押さえ、これからの日々の祈りに活かしていっていただきたいと思います。

●祈りの原則

祈りは、私たち人間の霊の親である神への語りかけです。「親に自分の心の内を語りかけるのだから、何でも自由に語ればいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。自分の苦しい思いを聞いてほしい、自分の今の思いを聞いてほしい、自分の今の願いを聞いてほしいと「~してほしい」と自分の要望を神に突き付けることを祈りだと思っている人も多いかもしれません。しかし、それは本当の祈りとは言えません。

小さな子供であれば、親にあれをしてほしい、これをしてほしいというのも、愛情を求める段階で当然のことでしょう。しかし、私たちスピリチュアリストは、神が私たちの心の内を全てご存知だということを知っています。そして、神との間に霊的な絆を求めています。神が私たちをどれほど愛してくださっているか、どのように幸せになってもらいたいと思ってくださっているかを理解したならば、神に対して自分たちの身勝手な要求はできなくなります。

神がどのような思いで私たちを創られ、見守ってくださっているか――私たちは『シルバーバーチの霊訓』によって知ることができます。神の本当の姿を知り、神の願いを知ることで、神とどのような関係を持っていくのか、どのような祈りをしていけばよいのかが分かってきます。神の願いは、子どもである人間に霊的成長して幸せになってもらいたいということです。そのために、摂理に沿った歩みをしていってほしいということです。こうした霊的真理を知らない中で、本当の祈りをすることはできません。

そして、神の私たちへの願いを知ったなら、霊的真理に沿った霊的成長のための歩み、実践をしていなければ祈る資格はないということになります。神の創った摂理に適った歩みをしていく、霊主肉従の努力、利他愛の実践をしていく努力をしていこうとすることで、初めて祈る資格があるということになります。

日常生活の中で、摂理に沿った歩みをしようと努力をするものの、失敗を繰り返してしまう、それでももう一度自分を奮い立たせて頑張ろうとしている人だけが祈る資格があるのです。自分を人々の幸せのために役立てたい、清らかな存在になりたい、そう思い努力をしてこそ、許しを請うことも、導きを求めることも可能となるのです

●「祈り」の原則

①祈りは、神への直接的な語りかけ
 ・神に対する魂の吐露
 ・祈りの対象は、大霊(神)のみ(イエスや守護霊・背後霊ではない)

②正しい祈りには、霊的真理の理解が不可欠
 ・祈りの大前提は、真理を正しく理解していること
 ・真理から外れた祈りは、大霊に失礼
 ・真理を踏まえた神への語りかけであって初めて、正しい祈りになる

③口先だけの祈りはしない
 ・祈るときは、実践の努力をしていることが前提
  祈りで述べたことは、必ず実行する、実行の努力をする
 ・祈れないときは、『シルバーバーチの霊訓』を読む
 (祈りのウォーミングアップ・広い意味での祈り)

参考:
スピリチュアリズムとは>スピリチュアリズムの思想[Ⅲ]>7.祈りの実践 ⇒

参加者の感想

インフォメーションNo.42の内容と祈りについての学習をさせていただいて、霊的真理を携えて歩むことのできる人生を導いてくださったことに心から深い喜びと感謝の気持ちが溢れ出てきました。2000年の歴史の中で、幽界における地殻大変動が起こっていることや、イエスの本当の祈りを聞くことなど、これまでなかったことが今現実起きていて、私たちスピリチュアリストが恵まれた環境にあることを、本日の講義でまたヒシヒシと感じました。これまで導いてくださった霊界を信頼して、後に続く方や周りの人たちの手本となって生きていこう、ゆるぎない決意をもって生きていこう、と高められました。祈りの講義の中で、イエスの深い祈りを聞かせていただき、心が一瞬で開かれ、言葉にならない喜びと希望、感謝、勇気が出てきました。祈りによって心の変化が一番重要であることを改めて感じました。私も神への直接的な語りかけをますます心を込めて、高めていきたいと思います。(40代女性)

幽界での大変動と同じことが、これから地上世界にも起きるという事実は驚きです。今、まだ実感することではありませんが、それが現実のこととして、展開していく様子を見ることは、大きな喜び、楽しみです。イエスの教えに絶対的信頼を持ち、迷うことなくイエスの道具となる決意ができることは、導きがあったからこそと思います。この地上人生を価値ある幸福な人生に導いていただいたことに感謝の思いでいっぱいです。(50代女性)

今日はインフォメーションNo.42の内容、「祈り」についての学習でした。今まで純粋に一生懸命にイエスを愛し、祈りを捧げてきたこの地上のクリスチャン達が、かえって間違った祈りによって利己性を増し、霊界で地縛霊となってしまった事実をまた確認し、この2000年間イエス様がどれほどの悲しみの涙を流されたのか、と思うと申し訳ない思いでいっぱいです。しかし、2021年以降、イエスの地上再臨・幽界降臨によって幽界に光が届き、地上の援軍としてイエスとともにこの地上に働きかけることができた、こうした今の時代に本当に感謝の思いが湧き上がります。スピリチュアリストとして正しい祈りを心がけ、日々全身全霊で普及会の皆様、また兄弟姉妹の方々をお手本として、霊界の良き道具となれますよう努力し、前進していく決意です。(60代女性)

祈りについての学びは、まさに祈りながら学ぶことで、とても心を高めつつ臨むことができました。ありがとうございます。日常生活において、祈りをますます手段として用いて霊力の支えを受け止めて、少しでも真理普及のお役に立っていけるよう努めてまいります。(50代男性)

祈りについて、いつもどのように祈ったらよいのか考えあぐねておりました。が、真理を踏まえた神への語りかけ、そして正しい祈りには霊的真理の理解が不可欠という、このことを念頭において、今日初めてと言ってよいかと思うような気持ちで、1日の始めの祈りを書いてみました。よかったかどうかは分かりませんが、最後にヒントとして感謝と決意を入れることも知り、これから1日の始まりの祈りと終わりの祈り、読書会の終わりの祈りを文にして祈ってまいりたいと思います。そしてイエス様の祈りをお聞かせいただけたことを感謝いたします。(80代男性)

今日はインフォメーションNo.42と「祈り」の実践についての講義を受け、特に祈りについてしっかりとまとまっていない自らの足りなさを感じました。今までは、祈りを文に書くのではなく、黙とうをし、心に浮かんだことを祈っていたのですが、祈りの重要なポイントを学ぶことができ、今後の祈りの内容が変化していくことと思います。神に対する感謝と決意の言葉をしっかりと語った祈りをして行きたいと思います。最後のイエス様の祈りに神に対する謙虚さが胸に伝わってきました。イエス様の祈りを聞くことができ、人類最高の恩恵を受けていることに、感謝すると同時に心の姿勢を正されました。(70代女性)

本日は、イエスの祈りを聞くことができ、本当にありがとうございました。そして、今日は祈りについて学び、新たな気づきを得ることができましたことを嬉しく思います。私も祈りについては、今までは思ったことを素直に語ってきました。自分の中から自然に出てくる言葉です。あまり考えたことはなかったのですが、感謝と決意を入れるのが本当の祈りだとのこと。これからは徹底してそれに従って祈りをしていきたいと思います。本日も学びの時を得られたことに感謝申し上げます。(50代女性)

はじめて参加させていただきましたが、話される一言一言が今まで知っていた内容であっても、とても心に響いてきました。イエスの再臨(降臨)は、2000年間一度もなかったことで、何十億、何百億の霊が救われていること、これから地上でも同じようなことが起こるのでしょう。私も真理を正しく理解・実践し、イエスの軍団の地上の一員として働けるように、学びを深めていきたいです。祈りは、すごく必要に思わない時は真理の学習や霊訓を読むことで置き換えてきましたが、自分の神への思いと決意と感謝を伝えられるよう、習慣にしていこうと思いました。(60代女性)

今日は、インフォメーションNo.42と「祈り」の実践について学びました。「祈りの対象は、大霊(神)のみであること」「真理を踏まえた神への語りかけであって初めて正しい祈りになること」「実践の努力をしていることが前提であること」また、「祈りで述べたことは必ず実行する。実行の努力をすること」などが私にとって、心の深く入ってきました。今日学んだことを実行できているか、再点検し、実践してまいります。(50代男性)

本日の祈りについての講義は、本当にためになりました。祈りの原則を確認することができました。短くてもいい、自分の言葉で、誠意をもって、心を込めて、できるだけシンプルに、感謝の言葉と奉仕への決意を入れるとよい。これらを頭に入れて、日々の祈りを実践していきます。イエスの祈りを何回も聞いて、真の祈りができるように頑張ります。(50代男性)

イエスの祈りを聞かせてもらって、シンプルでありながら神をとても身近か、というよりも距離のない、神の愛がそのまま伝わってくるような感じに思いました。間接的であっても、今、イエスの祈りを聞かせてもらえるとは、感動と感謝の思いでいっぱいです。祈りについてあらためて学習したことで、祈ることイコール実践として努力!行為にうつしていくこと!自力救済に向けて歩みを進めていくことであると確認できました。発信していくことを意識して学習をしていくと、自分の足りない箇所や不出来な箇所が次々と浮かび上がってきています。つい挫けてへこみそうになりますが、気づきを与えられたことに感謝して上を向いて頑張っていこうと思います。(60代女性)     

本日はインフォメーションNo.42と祈りの実践を確認しました。霊的無知の状態では、正しい祈りはできないとのこと。霊的真理の正しい理解、そして実践の努力をして初めて正しい祈りになるということが分かりました。祈りは神への感謝と決意、が入っていれば十分で、かつシンプルでいいということを教えていただき、とても勉強になりました。これからも手段として取り入れ、真理の正しい理解と実践の努力をし、人に伝えられるよう道具を目指していきたいです。(30代女性)

本日は前半にインフォメーションNo.42の学びと、後半は祈りの三原則についての学びがありました。霊主肉従の生活をするためには、祈りがとても大切であることを痛感いたしました。特に一日の出発である朝と一日の終わりである夜には、シンプルであっても感謝と決意の込められた祈りを実践したいと思いました。そうした毎日の繰り返しが大きな霊的成長に繋がることも再確認いたしました。シルバーバーチの霊訓を読むこと、利他愛を実践すること、さらに祈りをすることによって充実した人生が開かれていくことが楽しみです。(70代男性)

本日はインフォメーションNo.42についてと、祈りの実践について学ばせていただきました。イエス様たちのおかげで、幽界下層で地縛霊となっていたクリスチャンの人たちをはじめ、他の宗教の人たちや唯物論者の人たちも救われていることがよく分かりました。そして解放された霊たちの、自分の間違いに気づき、今度こそ正しい神への思いと、その兵士としてイエスをリーダーとして頑張っていくという熱い思いが伝わってきました。自分も霊界の人たちとともにスピリチュアリズム普及のために最大限の努力を忘れず、頑張っていきたいです。祈りの実践では、正しい祈りとは何かを教えていただきました。そして1日の始まりや終わりなどの祈りを自分で考える学習もさせていただきました。この学びを通して、もっとよりよい祈りができるようになり、霊界の人たちとの繋がりを強め、高めていけるように努めていきたいです。そして、その学びや経験を時期の来た人たちにきちんと伝えることができるように頑張ってまいります。(40代男性)

正しい祈りをするためには、霊的真理、特に神観と摂理観を正しく理解することが不可欠とのことでした。また、今この地上で本当の正しい祈りができるのは、イエスの教えであるシルバーバーチの霊訓によってもたらされた霊的真理を正しく学ぶスピリチュアリストのみであるとのことでした。つまり、私たちのように正しい霊的真理の理解に基づいた正しい実践をしているスピリチュアリストのみであるということです。それは、私たちが真っ先に正しい信仰に基づく正しい祈りの実践をすることで、後から来る人達に手本を示すことが重大な任務であると感じました。私たちにしかできないことをしっかりと示していけるように、今後も努力して霊的真理の正しい理解と正しい実践に全力を尽くしていこう!と決意を新たにすることのできた学習会でした。(40代女性)

今回は、祈りについて学習しました。これまでの人類は霊的無知により、神についての正しい理解を持つことができませんでした。真実の神とはかけ離れた偶像を作り出し、霊的自立・霊的成長・霊的奉仕への意欲を削ぎ、ご利益・幸運・奇跡・贖罪を願うものでした。祈れば祈るほど神から遠ざかり、利己心を増幅させ、真実からかけ離れた神の姿を魂に刻みこむのです。そうした祈りは、地上人生を台無しにし、死後の世界でも、魂の重い足かせになります。現実に人類を不幸にしてきたのです。祈りは神に捧げるものですが、神の姿と神の創られた摂理への理解がないことには、真の祈りを捧げることはできないのです。神と神の創られた摂理、高級霊による神への祈りが、最高峰の霊界通信、シルバーバーチの霊訓には記されています。これ以上ない祈りのお手本です。祈りとは、神の前に心を開き、感謝の思いを捧げ、奉仕への決意を表明し、更なる霊的成長への導きを求める場なのだと思います。人間は失敗をする存在です。神の前で決意しても現実には至らないことなど常です。だからといって神に嘘をついていることにはなりません。祈るとともに、チャレンジと努力をすることが大切なのです。そうした積み重ねが、着実に自身の霊的成長改革へとつながるのです。人類が神への真の祈りを捧げられるようになるには、霊的真理の普及しかありません。そうなってこそ、地上世界から幽界まで真の祈りが広まり、全ての人間が霊的成長と幸せへの道を歩むことができるのです。(40代男性)


TOP↑