シルバーバーチ読書会
2021.7. 10/11
今回は、先回に引き続き「人生観」を学習しました。これまでも学習してきた内容ですが、改めて学ぶと、また新たな発見があります。参加者の皆さんも、真理に出会って年数を重ね、様々な体験をする中で霊的成長をしてきました。成長した分だけ、真理の理解も深まります。自分たちがスピリチュアリストとしてどのような意識をもって、実践していかなければならないのか、ということがはっきりわかるような読書会となりました。
大半の地上人にとっては「地上人生がすべて、死ねば人生は終わり」です。死後の世界があることが分からないから、いま目に見える物質世界が全てだと思い込んでいます。だからこの地上人生でいい思いをしよう、楽しく生きようという方向へと向かいます。
スピリチュアリズムの初期には、19世紀半ばから始まった心霊研究によって霊魂説の正当性が証明され、「人生は死によって終わるのではない、死後も人生は続いていく」ということが明らかにされました。それまで死後の人生など考えたことのなかった人類にとっては、画期的な人生観というべきものでした。しかしこの段階ではまだ、メインの人生は地上人生で、霊界での人生は地上人生の延長にすぎませんでした。
シルバーバーチの霊訓の登場によって、地上人生と霊界人生の位置づけが180度変わることになりました。シルバーバーチは、霊界人の視点から地上人生を眺め、地上人生と霊界人生の位置づけを明らかにしたのです。シルバーバーチが明らかにしたのは「霊界での人生こそがメインの人生であり、地上人生はほんの一時の仮の人生である」ということです。
「メインの人生は霊界での人生」これまで誰も説くことのできなかった画期的な内容です。地上人生は長生きしても、100歳くらいの人生です。しかし、霊界での人生は永遠です。100万年、1億年、もっと続いていくのです。そんな霊界人生から見れば、僅か100年足らずの地上人生など、「アッ」という間のできごとにすぎないのです。日々の生活に追われていると、そうした大事なことを忘れてしまいます。しかし、霊的真理を知ったスピリチュアリストは、常に霊界が本当の住処であり、この地上人生は仮の人生、ほんの一時の人生にすぎないと思わなければなりません。
地上は、霊界と違いさまざまな制約や困難のある世界です。そのため地上人生には様々な困難や障害が起こってきます。そうした中で地上人は辛い思いをしたり、苦しい思いをしたりして、少しずつ霊的成長をしていきます。地上での困難は人によってさまざまですが、時としてその困難があまりに辛く耐えがたいため、そこから抜け出そうとして自ら命を断とうとする者も出てきます。しかし、ほんの一時の仮の人生の苦しさのために、自らの命を断つという大きな摂理違反をすることは決してしてはならないのです。そうした人が周りにいたなら、「苦しいのは一時のこと、永遠に続くのではない」ということを必ず教えてあげましょう。
私たちの本来の住処は霊界です。つまり私たちは、本質的には霊界人なのです。死んで霊界にいる人だけが霊界人なのではありません。私たち地上に生きる人間も肉体をまとった特別な霊界人ということなのです。地上で生活している時には、肉体を持つがために病に苦しんだり、食べるために必死になったり、肉体本能から出る思いに翻弄されたり・・・・・・さまざまな苦しみを味わいます。しかし、死ねば肉体がなくなり、正真正銘の霊界人としての人生が待っています。肉体ゆえの苦しさからは解放され、霊的存在者としての人生を始めるようになるのです。私たちは、地上で生活している時でも、こうした霊界での人生を念頭において、地上人生を精いっぱい生き抜いていくことが大切なのです。
参考:
『シルバーバーチの霊訓』とは> 『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容> 7.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「人生観」と「価値観」 ⇒
YouTube スピリチュアリズム普及会公式チャンネル「人生観」 ⇒
本日はシルバーバーチの人生観について学習しました。これまでも「霊的成長」という言葉をこの読書会で何百回と聞いてきたことでしょう。それほど霊的成長こそが、地上人生、霊界人生の目的で重要であったということでしょう。本日の学習で「シルバーバーチのこの人生観を自分自身の指針として霊的視野で地上人生を歩みなさい」と、また背中を押された気がしました。霊的真理を知らない人であっても、利他的で素晴らしい人は多くおられると思います。その人たちと比べて自分は何もできないと考えるのは地上的で、「霊的真理」という宝を手にした者としての責任を果たそうと、実践しようと努力することこそが、神の摂理に沿った霊的成長の道です。これまで導いてくださった守護霊にもっと意識を向け、感謝の心で、明るく前を向いて歩んでいきたいと思いました。(50代女性)
「人生の価値とは何か?」「有意義な人生とはどのような人生を言うのか?」これらの問いに対して明確に解答を出せるのは、シルバーバーチの人生観を学び、霊界人の立場から地上人生を眺めることができるスピリチュアリスト以外にはありません。地上人生で最も価値のある者とは、霊的成長であり、そのためには「霊主肉従」「利他愛の実践」「苦しみの甘受」という生き方を通して日常生活の中で自らの言動や行為によって達成すべきものです。なぜなら我々が生活しているこの地上人生は、霊界人生のための「訓練場」であり、そこでの生活には、強い意志と忍耐力が求められます。訓練場とは言っても教官や指導者はおらず、自らの自由意志で困難や誘惑に立ち向かって成長していかなければなりません。当然怠けて訓練から逃避しても咎める者もいません。しかし、我々スピリチュアリストは地上人であっても霊的視野からこの地上人生を眺めることができなければなりません。常に「霊的楽観主義」「取り越し苦労や心配は不要」ということを念頭において地上人生を送れれば、必ず霊界からの導きで「有意義な人生」を送ることができると信じて、残された地上人生を歩んでいきたいと思います。(60代男性)
今月はシルバーバーチが初めて明らかにした、霊的視点から見た地上人生とはどのようなものかについて学習しました。それは「地上人生は永遠の霊界人生に備え、基本的な霊的成長をするためにある」ということでした。そしてすべての人間にとって最大の目的は霊的成長であり、霊的成長至上主義こそが神の摂理に沿ったものであるということでした。シルバーバーチの霊訓によって、霊的成長を促すことは価値のあることであり、そうでないものは価値のないこと、という明確な判断基準が示されたことで、人間のあるべき姿、進むべき道も明確になりました。自分自身もスピリチュアリズムに導かれるまでは、生きる目的が分からず、本当に暗闇の中を手探りで生きていましたが、霊的真理によって真に救われました。そして、霊的成長をなすためには、霊主肉従の努力、利他愛の実践、苦しみの甘受という3つの実践の努力を続けていくことが重要であることも学び、それ以降は失敗と反省、苦しみはあっても光の中で喜びをもって乗り越えることができるようになりました。こうした真理を地上人生の間に導かれ、人生の指針を与えられたことは本当に幸福であると改めて感謝しました。先に導かれ、救われた者として、自らがまずシルバーバーチの人生観に沿った生き方をして、人々の手本となっていくことが、スピリチュアリズムの正しさを一番人々に実感していただける歩みであると思いますので、今後も自ら霊的成長至上主義を貫いて、残りの地上人生をスピリチュアリズム普及のために道具として歩んでいきたいと決意を新たにできました。(40代女性)
シルバーバーチがもたらしてくれた人生観を学びました。人間にとって価値ある人生とは霊的成長を促す生き方であるという、最高次元の人生観が地上人類に示され、真っ先に真理を手にすることのできた私たちは、与えられた真理を日常生活の中で確実に実践し、霊界人たちと同じ想いで歩んでこそ最も純粋な生き方ができることを再確認しました。霊的成長が宿命である人間は、誰もが霊的成長の歩みをしていますが、その地上人生の目的である霊的成長のための実践内容を知って歩むことのできる恩恵に、心より感謝しています。人生の正しい生き方、正しい価値を知った私は、しっかり日常生活の中で実践していき、この生き方こそ人間の真の幸福に至る道だということを示せるように、手本を示していきたいと思いました。イエスを中心とする高級霊の皆様は、地上人類一人残らず誰もが霊的成長する生き方をし、幸福になってほしいということ、物質的価値観が大きくなっている現状の地上世界ですが、希望と勇気をもって地上人生を送ることができる、シルバーバーチの霊訓に基づく生き方が常識になるように、人間性を高めていきたい、自らの生活で手本を示していけるよう努力を重ねていこうと決意を新たにすることができました。(40代女性)
死とは終わりではなく、私たちには死後にも生活があり、永遠に生き続けるという事実は、今まで死に抱いてきた悲劇や不幸という概念を捨てさせ、地上人生だけが全てではないと私たちに教えてくれました。では、今私たちが過ごすこの地上人生は何のためにあるのでしょうか。この地上に生きる意味は何なのでしょうか。こうした問いは過去からありましたが、明確な答えは宗教にも哲学にも見つけられませんでした。それは地上的視点からしか見ていなかったからでした。シルバーバーチの霊界通信によって、霊界から見た地上人生の目的を私たちは知ることができました。本来の住処である霊界の生活のための訓練場として、この地上世界が存在しているということは、ここに生きる私たちは、今まさに霊界人生のための準備をしている最中です。準備とは、霊的成長をしていくことでした。この地上世界でどれだけ霊的成長できるかを考えた時、霊的視点で地上のものを判断することの大切さが分かりました。苦しみ・困難は霊的成長を促してくれる有難いものと思えるのも、霊的真理を知ったからです。地上人生を無駄にせず、価値ある人生を送れる人が一人でも増やすために役立ちたいと願っています。(50代女性)
霊的真理の学習はとても大切です。その中でも、私にとって特に大事なところで、霊的真理を学ぶ原点が、今日学習した「シルバーバーチの人生観」だと思っています。霊的真理に出会い30数年前、ふと強烈に考えたことがあります。それは「地上人生はなんのためにあるのか」ということです。何百万年、何千万年も前から、人はなぜ生まれてきて、人生を過ごして、死んでいくのか、この繰り返しに何の意味があるのか、不思議で、不思議で、仕方ありませんでした。今、こうして「シルバーバーチの人生観」を学べることに幸せを感じています。身体は今地上になりますが、すでに、常に、永遠に霊界人であることを思い、片時も忘れることがないように、地上人生を歩んでまいります。重い肉体、思うままにならない人生、想定外のできごとが多発する人生において、いかに「霊主肉従、利他愛の実践、苦しみの甘受」を実践できるか。祈りを通じて霊界に意識を向け続けて歩めるかが試されていると思っています。(50代男性)
本日は、シルバーバーチの人生観、霊的価値観に基づく人生観について学びました。霊的人生観とは霊界人から見た人生観であるということをしっかりと頭に叩き込もうと思いました。私たちも霊界人、肉体を持った特別な霊界人である、どんな苦しみがあっても地上人生は、永遠の霊界の人生から見たらほんの一時のことと思うこと。人生の目的は霊的成長である、霊的成長が一番大事であるという霊的成長至上主義は神の摂理であり、絶対的な価値基準である。今日学んだ内容を確信をもって語れるように、日々真理の実践をしていきます。(50代男性)
シルバーバーチの示した人生観は、霊界からの立場で全体を見ているので、地上人生はほんの一時的なものだということがよく分かりました。でもこの一時的な地上世界の重要性も改めて認識しました。ここで基本的な霊的成長を達成することが、永遠のメインの人生において、霊的成長を促すことになるし、地上においてその生き方が[①霊主肉従②利他愛の実践③苦しみの甘受]地球全体をよくすることになるという思いを強くして、今後の人生において、最後まで生き続けようと思いました。(60代女性)
今日、こうしてシルバーバーチの読書会に参加できたことに、感謝の思いでいっぱいです。シルバーバーチの人生観をまた、確認させていただきながら、霊界に向かって生きていることの重要さを感じさせていただきました。短い地上人生において、霊界に備え、霊的成長していくことのみにすべてをかけながら、出会う人にシルバーバーチの人生観を語っていきたいと思います。私たちは肉体を持った特別の霊界人であり、一時的に地上で生活しているのであるという言葉がとても心に残りました。(60代女性)
霊界に立った地上の人生観を学習しました。肉体を持っているので、何かしら地上の視点で物事をとらえがちになってしまいますが、幸い困難や壁にぶち当たった時にこそ、真理が浮かんでくるのは、これまでの守護霊の導きのおかげと感謝の思いです。不当なこと、摂理に反したことは一切起こらない!!と思い、日々を過ごせているのも、霊的に見ると本当に幸福なことだと感じています。霊界の方々の道具として働けるように、さらに使い勝手の良い道具となれるように形成されているように感じています。自分に不足している部分(多すぎるのですが・・・・・・)を少しでも改善し、役立てられるように、素直に従順にマルチに寄り添いながら、焦らず真理普及に地上人生すべてを捧げ尽くしていきたい!と決意新たになる学習となりました。今日もありがとうございました。(50代女性)
私は地上人生と霊界人生を分けて考えているところがあったなと、今日の学習を振り返って思いました。これらは別物ではなく、私たちは肉体という鎧を着て生活している霊界人だということを改めてかみしめました。なぜわざわざ肉体という鎧を着るのか、そのことが霊的成長にどんな効果をもたらすのか、今までよく理解できておらず、今も正しく理解できているか自信がありません。次元の低いたとえではありますが、昔、楽器(ピアノ)を習っていた時、指の訓練のため、試しに手袋をはめて見たり、あえて鍵盤を重くして練習してみると、指がスムーズに動くようになったりすることがありました。地上人生もそれに少し似ていて、あえて動きづらい状況でもがくように人生の練習をすることで、肉体が取れた後、スムーズに生きていけるようになるのかなと、そんなことをふと考えました。迷いだらけの人生ですが、精いっぱいもがきながら生きていきたいと思います。(40代女性)
シルバーバーチの霊訓が降ろされる前後での霊的人生の教えの違いについて本日は学びました。シルバーバーチは霊界がメインの人生と説き、初めて読んだ時はびっくりしましたが、現在はその意味がよく分かります。現人生は一時的な仮の人生でありますが、誕生前に約束してきた道ではあるので、守護霊に導かれながらその道を進みたいと決意を新たにしました。人生で困難は当たり前、と思えるようになり、全て気持ちを霊界に向けていることで困難はいつの間にか自分自身の肥やしとなり、次への原動力となります。これからもますます利他愛の実践に励みたいと思いました。(40代女性)
本日人生観〈2〉を学びました。ポイント①で地上人生は一瞬にすぎないこと、ほんの短い一時的な仮の人生であると自覚すること。ポイント②は、地上人生は霊界人生への準備にすぎないこと。霊界人生が本当の人生である、今、地上において霊的基礎を気づいているのであること。ポイント③では地上生活は霊的成長至上主義として生活してゆくこと。以上3つが今回の重要ポイントです。霊的成長のために今、私たちは何をすべきか?霊主肉従、利他愛の実践、苦しみの甘受がそれ等です。そして守護霊や背後霊に常に意識を向けておくこと、を守り、身近なところへ愛の意識を向けておくように努力してまいります。その結果、時間はかかりますが、身近なところからシルバーバーチに繋がる人たちが出てくると思います。(70代男性)
本日はシルバーバーチの人生観、霊的価値観に基づく人生観(霊的人生観)を学習しました。真に価値ある生き方とは何か、それは霊的成長を促す生き方であり、これを霊的成長至上主義と言います。これは地上世界を支配する絶対的な神の摂理です。私たち地上人は肉体という重い鎧をまとい、本当に厳しい環境の中で鍛えられ、意志力、忍耐力を養っていかなければなりません。これが次の人生、霊界での人生に備えての基礎をつくりあげていくことになります。地上人生は苦しみや困難に溢れていますが、自分自身にも、またほかの人たちにも、それは永遠の霊界人生から見ればほんの一瞬のことであり、勇気と希望をもって生きていくことを伝えていきたいと思います。霊的成長至上主義――これこそが人間の生き方についての最も重要な人生観であり、このシルバーバーチの人生観を自分自身の生き方としなければならないと心に刻みました。これは霊的な義務なのです。人類が長い間求めてきた地上人生の目的は、霊的成長であり、霊的成長は私たち人間の宿命であることをこれから周りの人々に伝えていきたいと思います。また、このことを子どもたちに何としても伝えていかなければなりません。子供たちにこのことを伝えられるのは、私たちスピリチュアリストしかいないのです。このことも必ずやり遂げます。霊性教育は人類にとって本当に大切なのです。自分自身に繰り返して言い聞かせながら、守護霊の恩に報いることができますよう、そして霊界の億万の高級霊の方々、何より陣頭指揮を執っていらっしゃるイエスが喜んでくださるよう、最善を尽くしていきたいと思います。(40代女性)