シルバーバーチ読書会
2019.4.13 / 14
今回から、スピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」の学習に入りました。スピリチュアリズムの思想体系2では、人間を取り巻く「神」・「霊的世界」・「地上世界」という3つの世界の真実を明らかにします。
スピリチュアリズムのことをよく知るという人は、これまでに何十冊もの霊界通信や霊的世界に関する本を読んでいます。しかし、たくさんの霊界についての本を読んでいるからと言って、霊界の真実が分かっているとは限りません。「霊的世界の本質とは何か?」という問いに答えられる人は少ないのです。何十年もかかってスピリチュアリズム関係の本を何十冊も読んだと言っても、肝心なことが分からないのはなぜでしょうか。
スピリチュアリズムの初期の心霊研究とその後に展開した霊界通信によって、霊界に関する膨大な知識・情報が地上にもたらされることになりました。その量があまりに多いために、重要なポイントがどこにあるのかということが分かりにくくなってしまったのです。情報が多ければ多いほど、ポイントを絞ることは難しくなります。
そこで、「人間にとって、霊界が存在することの本質的意味とは何か?」「霊界はどのような世界なのか?」「地上人と霊界はどんな関係にあるのか?」という観点から霊界の真実を見ていくことにします。
私たち人間は、神によって分霊として創造され、地上人生からスタートしました。そして永遠の霊的成長の道を歩んでいくことになります。地上人生は100年程度のものですが、霊界での人生は、その何倍、何十倍、何千倍になります。つまり霊界での人生の方が圧倒的に長いのです。私たち人間にとって本来の世界(住処)は霊界です。
地上生活は、霊界での永遠の生活をしていくための準備をするところです。地上は霊界と違い、霊的成長度が違う人間が皆同じ平面上で生活をしています。(霊界では同じ霊的成長度の人間同士が互いに引き合いグループを作って生活をしています。)そのため、様々な人間関係を体験することになります。嫌なことも含めてありとあらゆる体験をします。そしてその体験が結果的に、人間の霊的成長のベースを作ることになります。そうした意味で地上人生は、霊界での霊的生活をおくるための“準備場所・準備期間”と言えます。
シルバーバーチは死と死後の人生についてこんなことを言っています。
わたしたちが地上の人々にもたらすことのできる最高の霊的知識は、人生が“死”をもって終了するのではないこと、したがって苦しい人生を送った人も失敗の人生を送った人も、あるいは屈辱の人生を送った人も、みんなもう一度やり直すことができるということ、言いかえれば、悔(くや)し涙を拭(ぬぐ)うチャンスが必ず与えられるということです。 人生は死後も続くのです。永遠に続くのです。その永遠の旅路の中で、人間は内在する能力、地上で発揮しえなかった才能を発揮するチャンスが与えられ、同時に又、愚かにも摂理を無視し、他人の迷惑も考えずに横柄(おうへい)に生きてきた人間には、その悪業の償いをするチャンスが与えられます。
私たち人間にとって、地上人生はほんの一時の仮の住処です。多くの人にとって、死は最大の恐怖であり悲劇です。しかし、死によってすべてが終わることなんてありません。死によって新しい人生が始まるのです。
今日の講義〈霊界の本質〉は、私達が神と霊界と地上世界の3つにまたがって生活しているのだということを再認識することができました。霊界がメインの世界であることを知り、地上においてできる限り霊界の生活――利他愛の生活や霊主肉従の生活――をすることができる私たちは幸せだと思います。霊的真理を普及するという奉仕を行えることは、最高の地上人生を生きさせていただいています。そのような地上生活が、霊界へ行くと大きな後悔はしないことになるとお聞きして、嬉しく思います。また、今までの失敗は全て肥やしであること、失敗せずにスムーズに人生を歩む人は一人もいないことを、あらためてお聞きし、安心もします。自分はスピリチュアリズムのために人生を捧ぐと決めてきているのだと、時々自分に言い聞かせることが、歩みを進める上で大事なことだと思います。(50代女性)
スピリチュアリズムと呼んでいる知識・情報量は膨大だということに驚きました。私は、シルバーバーチを指針にしていますが、スピリチュアリズムと呼んでいても、程度も低い情報もいっぱいあることがわかりました。私はシルバーバーチに出会えて幸せだと思います。とても分かりやすく教えていただき、ありがとうございました。(40代女性)
霊的世界の本質を学びました。人間は霊界と地上、両方に属していて、今この時も霊界にいるということを学び、常に霊界を意識できるようになっていきたいと思いました。ほんの一瞬の地上人生で、失敗しても、それを糧にして進んでいけばいいということが実感できました。霊界に帰った時に、後悔しないように地上人生を歩んでいきたいです。(30代女性)
死は悲劇ではない、むしろ喜びである。肉体を持った状態で、物質界で生きていることは、仮の生活であって、地上界で霊性を磨くため、進化してゆくための訓練であるということがわかりました。また、身近な人が亡くなっても、いずれ会うことができるという楽しみがあることになります。大霊を信じて、最善を尽くす生活をしてゆけば、自分も素敵な幽界、そして霊界へ行けると思うと、さらに楽しみでもあります。(70代男性)
本日は霊的世界観について学ばせていただきました。死後の世界の事実を正しく知っている人は少ない中、スピリチュアリズムを学んでいる私は、霊界に関する知識を知ることができることに感謝しています。今この時点でも私は霊界と地上世界にわたって存在していることに驚くばかりです。死後、地上世界の在り方に後悔することなく、最高の人生を送れた!!と言えるような人生を歩めるよう努めたいと思います。本日もありがとうございました。(40代女性)
霊界の本質を知ることで今後の地上生活の姿勢が変わり、死後の霊界での生活のための準備期間を大切に生きたいとあらためて思いました。また、すでに他界して霊界で生活する母や祖母たちはどうしているのか、涙で振り返るのではなく、穏やかな気持ちでむしろ微笑みを浮かべながら思い出すことができます。亡くなったペットたちとも再会できるということですので、とても楽しみです。あと数十年で霊界に帰った時、後悔しないように霊的真理を学び続けたいと思いました。(50代女性)
今日、初めて読書会に参加して、霊界について、より明確に深く理解するための糸口を見つけることができました。この地上生活において、日々の生活を通して霊主肉従の生き方を身につけ、どのような苦難に遭っても、感謝と喜びに満たされた心を維持して、世の中のためになる人生を歩んで、明るい社会をつくっていきたいと思います。このような素晴らしい勉強会を開いてくださりありがとうございます。(60代男性)
私たち人間は、神と霊界と地上世界という3つの世界に囲まれ、それぞれの世界に同時に存在しているという事実をシルバーバーチが明らかにしてくれました。唯物論は地上世界しか認めていないために、死は消滅という考え方になってしまいますが、実際は霊界があり生命は永遠です。地上で死後の世界・霊界を否定していた人もすべての人が霊界に帰るところがありますが、霊的目覚めが必要です。霊的知識の必要性がよく分かります。霊的な学びをしている私たちは、日常において、手にできた霊的知識を生かすことが責任です。この地上生活で体験する苦しみや悲しみ・困難は、すべて死後に始まる霊界生活のための試練だと納得した今、ありがたい体験と思い、前向きに取り組んでいこうと思います。霊的知識を得ることで、自分を知ることになりました。そして日々自分を振り返ることで自分のいたらなさを自覚し、真理の実践を心がけるようにしていきたいと思います。(50代女性)
本日は霊的世界観の霊界の本質について学習することができました。「霊界が本来の住処である」そしてそれは永遠に続いていくというのは、今となっては当たり前の真実ですが、地上世界に住んでいると、時には忘れてしまい、霊的視野でもって物事を考えることを忘れてしまう時もあります。そんなことがないように、常に霊的真理を学び、祈りでも補うことで大霊や霊界の方々にも援助していただきながら地上人生を歩み、少しでも霊的成長ができるように心がけていきます。私たちは地上・霊界・神の領域に存在しているということで、特別な存在のように思ってしまいますが、そうではなく、謙虚な気持ちで日常を歩んでいきたいと思います。そして地上にいながら霊的真理を受け入れることができたので、霊界人の道具として地上人(受け入れる用意のできた人々)に伝道して行けたらと思います。そして地上を去って、死後、地上時代を振り返ってみて、感謝できるように、また先に霊界人となっている両親にも再会して、ともに霊界でも霊的成長を目指していきたいと思います。できれば、霊界でもスピリチュアリズム運動に携わりたいと思います。(40代女性)
今日は霊的世界観を学びました。霊的な世界があると知っていても、初心者は、死んだら初めて霊魂になると信じている人が多いです。そういう人はどちらかというと、今生きているうちに霊的知識を学ぼうという熱意が少ないように思います。やはり悲しみの極みに至るまでの試練・困難・逆境が霊的知識を求め、今の時点で霊魂であるという自覚に至るのだと思われます。この地上世界にいる間に、仮我を打ち破るだけの試練・困難・逆境が霊的覚醒にはどうしても必要となってきます。(60代男性)
スピリチュアリズムの霊的世界観について、霊界の本質について学びました。特に人間は地上世界だけではなく、地上世界と霊界の両方の世界にわたって存在している、今この時も霊界にいるということの認識を新たにしました。今ははっきりと自覚するまでにはなっていませんが、霊界が少し身近になったように思いました。今は、死後霊界に入った時に、霊的真理に出会っていながら霊的真理を伝えずに終わってしまったと後悔しないように霊主肉従を心がけ、利他愛の実践に励むよう努力していきます。(50代男性)
今回の霊界の本質は、人間とは?ということについて大切な内容だと思います。人間であって霊界人であるという自覚をもって生きていくということは、生き方を利他愛を常に自覚して生きて、日々の生活に生かしていかなくては、本当の意味で理解していないと思いました。人間である以上、とっさの判断が誤ることもあると思いますが、それを反省し、少しずつでも向上していくことが、地球のレベルアップに役立つし、いつかは地球が地上天国になると確信して、あと少しの人生ですが頑張りたいと思いました。(60代女性)
先回は神観の講義を学ばせていただき、神の摂理の中で生きている重要さを感じました。今回は、霊的世界観を学ばせていただきました。地上人生は霊界の生活のための準備の期間であるということを、日々意識しながら地上の出来事にとらわれることなく、こうしてスピリチュアリズムに出会えたことを感謝し、地上人生を奉仕の人生として歩んでいきたく思います。霊的真理を正しく多くの人たちに伝えることができるようにしっかりと学んでいきたく思います。(60代女性)
本日はスピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」を学びました。私たちは通常、特に唯物論者は、地上世界のみに生きていると考えます。しかし私たち人間は、霊界、地上世界、神という3つの世界に現在所属しているということです。これは、やはりスピリチュアリズムを正しく学んだ人にしかわからないことであり、正しい知識を得ることはとても大切だと思いました。(スピリチュアリストでも死んでから後に霊界に住むと思っている人がいるのですね……)また、スピリチュアリズムの問題点は、あまりにもたくさんの霊界通信関係の本があり、むしろ真実の知識・情報が入手しづらいということですが、私たちはその中でも最高峰の真実の霊界通信である「シルバーバーチの霊訓」を読み、学習することができ、本当に幸せだと感じました。これからも精進いたします。(50代女性)
今回2回目の読書会に参加しました。やはり前回同様、始まりの歌を歌っている時になぜか涙が出てきました。心が洗われた気持ちになったように思いました。そしてその心の状態で世界一の霊的真理を勉強できることに幸せを感じています。今までシルバーバーチの霊訓を読んで勉強してきましたが、今回、忘れかけていたことを再度思い出すことができてよかったと思いました。私にとって、「シルバーバーチ読書会」は、普段の生活で地上生活だけに染まっていくことに対して、気持ちを新たにしてリセットする機会だととらえています。そして明日からまた、神様に近づく生き方ができるように頑張っていこうと思っています。(40代男性)
人間を取り巻く3つの世界について学習しました。シルバーバーチが示してくれたおかげで、正しい知識が分かるようになり、「地上・霊界・神」の関係が示されました。霊界がメインの生活場所であり、地上は仮の場であること、地上の苦しみは霊界へ行って(帰って)人のために仕事ができるようになるためにあることが改めて分かりました。シルバーバーチがわかりやすく示してくれたおかげで、私はこの世の生き方、見方がすべて変わりました。縁のあった方々にこれを伝えていきたいと思うと同時に、正しく伝えられるように学習を続けていきたいと思いました。(40代女性)