シルバーバーチ読書会
2015.7.18
*現在の地球はさまざまな悲劇に覆われています。世界の3分の1の人が飢餓で苦しみ、1日に30,000人もの人がなくなっているという事実一つとってもわかります。また、戦争は誰もがなくなってほしいと願っているにもかかわらず、今でも世界のどこかで起こっています。人類の歴史を振り返っても、戦争のなかった時代はありません。そんな悲惨な地球の状況を何とかしたいと思って立ち上がった心ある人たちはたくさんいました。しかし、いったんはこうした悲劇がなくなっていったかに見えても、また違う形で起こってくる……という"いたちごっこ"のような状態が続いたのが、地球のこれまでの現状です。なぜこれらの問題が解決しなかったか?実はそれには大きな原因があったのです。それが「霊的無知」です。霊的無知とは、霊的なことが分からないということです。霊的なことが分からないから、今生きている地上生活がすべて、大切なのは今の自分の幸せのみといった、"唯物的価値観"におちいり、物質中心主義・利己主義の人生を送ることになってしまったのです。「死んでしまえばすべて終わりなんだから、生きているうちにいい思いをしなくちゃ」「お金とモノさえあれば幸せ」「人の幸せより自分の幸せが大事」と考えるようになり、人間関係がうまくいかず、貧富の差が拡大し、さまざまな問題が起こってきたというわけです。根本原因の霊的無知が分からないから、いつまでたっても問題は解決しません。こうした地球人類の悲劇に終止符を打とうと立ち上がったのが、イエスを中心とする霊界の高級霊だった――その一連の運動が「スピリチュアリズム運動」なのです。
*霊界の高級霊による地球人類救済計画――すなわちスピリチュアリズム運動は、霊的知識・真理を地上にもたらし、それを地上人が実践して霊的成長することで進展してゆきます。しかし、初めから霊的真理が地上におろされたわけではありませんでした。唯物主義に覆われた地上で、霊的真理に呼応できる人間はほとんどいませんでした。そこで、霊界の人たちは仕方なく"物理的心霊現象"を演出し、霊界の存在を確認させることから始めました。そのスタートとなったのが 1848年、アメリカのハイズビルで起こった、「フォックス家事件」のラップ現象でした。その後、次々に引き起こされる心霊現象は、当時の一流の科学者を巻き込んで、「霊魂説」――すなわち私たちは死んでも"霊"として死後の世界「霊界」で生き続ける、そしてその霊界から地上に働きかけることができる、ということを証明していったのです。そしてそ れはすべてその後に霊的真理を地上にもたらす「霊界通信」の正当性を示すものだったのです。
*霊界主導のスピリチュアリズム運動では、地上に霊的真理をもたらすところまでが霊界側の仕事です。そのあとは真理を受け取った地上人一人一人が行っていくことになります。具体的には「霊的真理を正しく受け止める」「霊的真理を正しく理解する」「霊的真理を正しく実践する」ということです。その結果、一人一人が霊的成長していく――それが真の救いなのです。そうした個人レベルの救いが徐々に拡大していくことで、全人類に救いがもたらされ、スピリチュアリズム運動の目的である霊的同胞世界が出来上がっていくことになります。そのためには、まだまだ長い時間が必要です。1000年以上の月日がかかるかもしれません。しかし、今「シルバーバーチの霊訓」を学ぶ人がこれだけ増えてきたことを考えると、遅々とした歩みであるとはいえ、確実に真理普及の道は進展していると言えます。霊的真理を手にした私たちが、まず真理を実践し、手本を見せていくことが真理普及の新たな一歩を作っていくことになるのです。
スピリチュアリズムの全体像をとらえ直すことにより、細部にわたって計画されたメッセージだということが分かりました。メッセージを正しく理解し、実践する大切さを学びました。霊的成長を目指していきたいと思います。物質中心から霊中心へ、利己主義から利他主義を心がけていきたいと思います。 (40代 男性)
間違った理解と言われるものがありますが、読書会へ参加してようやく自己満足的にシルバーバーチの訓えを理解していたと思いました。知識……と言っても自分が感動した内容があれば、それを他の巻からも探し求めて納得していたと思います。ニューズレターを読んでいると、大変厳しい内容が多く、苦しくなってしまい、しばらくやめていましたが(読むのを)、気になって再びその厳しさに挑んでみようと読み進めていくようにしています。ただし、失敗の連続ですが、実践すべく努力しようと頑張ろうと思っております。(70代 男性)
実践が一番大事ということを改めて再確認しました。難しい知識よりももっと簡単なこと、例えば自分が受けてうれしいことを他の人にも行う、自分が受けて嫌なことは他の人にもしない、自分の悪口を言われたくないならば、他の人の悪口を言わない等、みな当たり前のことですが、多くの人がこういうことを行動(実践)していけば、この世の中は地上天国になると思うが、当たり前のことが意外とできていないと思います。「木を見て森を見ず」と言いますが、全体像……分かりやすくてよかったです。(60代 男性)
今日の学習では、人類救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を詳しく学ぶことができました。霊界側がどういう計画で何を改善したいと願っているのか、何が原因で地上は救われなければならない状態であるのか、またスピリチュアリズムによってどのように人類を救済し、どういう世界を目指すのか、こういうことをしっかりと把握することで、より正しく真理を理解し、より正しく実践していくための広い視野を持つことが可能になると思いました。(30代 女性)
スピリチュアリストの正しい生き方とは、日常の行為、考え方、物の見方を霊中心主義にして、霊的な真理を拠り所として利他愛の実践を積み重ねていくしかないと理解しました。なかなか難しいですが、日々努力したいです。私も霊界主導の地球人類救済計画に参加していることを大変光栄に思い、期待に応えられるよう気持ちを新たにしました。この霊界の計画を台無しにしないようにと思います。(40代 女性)
今回は「スピリチュアリズム計画の全体像」を学びました。自分にとっても久しぶりの全体的・体系的理解をすることになりました。スピリチュアリズムという大きな船に乗っているのは間違いないのに、今の自分は自分だけの小舟に乗っていたのではないかと省みることになりました。季節もかわり、気温も上がっていく中、身体的にも影響を受けることが多いせいか、少しずつ大きな船に乗っていることを忘れ、自分だけのボートに知らぬ間に移っていたような気がしました。これを防ぐためにも、読書会に参加させて頂いている意義は大いにあると感じました。(40代 男性)
「私たち霊団は、今度こそは唯物主義と利己主義の勢力がはびこらないという確信が持てるように努力しております。そのためには人間自らがその勢力に負けないようにならなくてはいけません。それは邪悪な念が住みつかないようにするために、日常のすみずみにわたって霊的真理の光で油断なく見張るしかありません。」今日はスピリチュアリズム計画の全体像を確認しました。霊界側は私たちに必要な霊的知識を全ておろしてくださいました。後は私たち一人一人が2つのガン、利己主義・物質中心主義に負けないよう日常生活の一つ一つを霊中心主義にしていかねばなりません。どんな時も、いつも霊主肉従・利他愛を精一杯努力し、霊界の道具として働きかけやすい環境を作ろうと強く思います。目には見えないけれど、確実に展開されている計画に絶対信頼をおけるようにという思いが日に日に強くなってきました。その気持ちがさらに強くなるよう、日常での努力をしていきます。(30代 女性)
1848年のフォックス家事件からシルバーバーチの霊的真理まで、計画的に長年にわたり地球人類の救済のための霊界からの働きかけは、本当に驚くべき計画です。それが日本にもたらされ、現代の私が手にしたことに対して、本当に奇跡のようだと思いますが、手に入れた喜びと同時に責任を強く感じます。理解した以上は、少しでも役に立てるように日々①霊主肉従の努力②利他愛の実践(日常の対人関係・動植物)③利他愛の実践(真理の伝道)④苦しみの甘受、この正しい実践を常に心がけていきたいと思いました。(60代 女性)
何度学んでもいつも発見があります。気づきがあります。霊的真理が広まり、常識となる日が来れば、現在の地球上のすべての問題が解決されます。確実に人から人へつなげて行ければと思います。遅々たる歩みではありますが、自分自身の立ち位置で、自分のできることから日々精進あるのみです。実践の努力(日常の生活がすべての場であります)神が与えてくださった成長の場であると思います。(60代 女性)
「スピリチュアリズム計画の全体像」は何度でも勉強し、意識しながら日常の個々の霊的成長(霊的宝)のために実践することが霊界主導の地球人類救済計画につながる道だと、また再確認することができました。霊的知識・真理を"正しく"受け入れ、理解・実践できるように、日々努力するのみだと思いますが、知識レベルではなく、実践レベル、信仰レベルまで高める……本当に永遠の道だと思います。(50代 女性)
スピリチュアリズム計画の全体像について学びました。地上にいて、霊的世界の存在さえも知らず、地上的快楽を追い求め唯物主義のもたらす悲劇が今もなお地球をおおっている。シルバーバーチによってもたらされた人類の救済計画、なんと人類にとってありがたい宝であろうか!少しでも小さなところからでも、人の役に立てるよう日々実践し、自ら成長していけるよう日常生活を過ごしていこうと思いました。(60代 女性)
スピリチュアリズム計画の全体像を概観できました。そこで霊界側で準備してくださったことに対し、スピリチュアリズムを知った地上人の正しい生き方は、霊的真理に忠実に従うことにほかなりません。しかし、難しいのがこのような生き方ですけれども、今回は実践の秘訣まで教えていただきました。それは道具意識、犠牲精神、霊的視野を持って、祈りある生活をすること。このように努力していくと、霊的レベルの低いものでも成長することができるというのは大きな励みになります。日常の中で、地上天国を目指して尽力したいと思います。(60代 男性)
今回は「スピリチュアリズム計画の全体像」について学びました。自分は霊的知識・真理を正しく受け入れているだろうか、正しく理解しているだろうか、そして正しく実践しているだろうか、と振り返りながら聞きました。霊を優位にし、利他愛を実践し、霊的成長を目指すという、この世に生まれてきた目的を忘れることなく、努力していこうと思います。霊的無知の闇の中で苦しんでいる人たちが一日も早く霊的真理に出会えますように。そのために私たちが霊界の道具としての役割を果たせるようになりますように。(50代 男性)
今日の学習は、お借りした「名誉殺人」のDVDを見た感想と同じでした。そして前回、前々回 の学習内容へとつながっていき、全体を理解して深みを少しずつ増していけるように感じます。地上には、ありとあらゆる悲劇や問題があふれていますが、一見全く関係ない事柄であるものでも、それぞれが本来の役割を果たしていくことで、全体に寄与していくことなのであると解釈しています。DVDを見て、霊訓の一節が頭に浮かびました。「そなたの信念は、まだ信念とは言えぬ……」実践を行う上で、勇気・覚悟・努力の重要性を今日の学習と合わせて再確認することになりました。霊の道具としての意識、真理を正しく理解、体系的な理解等、先に進むにつれ自分自身に変化が表れてくるように思います。(50代 女性)
実践レベルのスピリチュアリストになるための努力を続けていきたい、最近この思いが強くなってきました。自分のことはさておき、他人の幸せを自分の喜びとできるようになりたいと思います。そのあと真の救いがあることを感じます。(50代 男性)
今日はスピリチュアリズム計画の全体像について学びました。地球人類の悲劇(①戦争②貧困・飢餓③宗教による霊的牢獄化④精神の退廃・堕落⑤動物虐待⑥霊界下層の地獄化)は、霊的無知からくる利己主義であります。霊的真理の普及こそが悲劇をなくして行きます。そして霊的成長という最高の霊的宝が得られます。それには霊的実践(①霊主肉従の努力②利他愛の実践③苦しみの甘受)です。日常生活でできるだけ努力していきたいものです。(40代 男性)
現在私たちが学んでいるスピリチュアリズムの体系的理解のためのテキストは、先輩スピリチュアリストの方々の真理理解のための努力と日々の実践の賜物であるということを再認識するとともに、この恵まれた状況を次の世代につないでゆく責任を感じました。霊的真理の知識レベルでの正しい理解は自らがスピリチュアリズムに出会えた喜びを原動力に、読書会に参加することなどにより進めることができますが、「正しい実践」については、常に自分以外の「他」を意識しながら行わなければならず、難しいことだと感じます。しかし常に、未熟さは祈りや信念によってサポートされていることに、霊界人の愛を感じます。(40代 女性)
今までは救いという観点が漠然としていましたが、今日の講義の内容を通して一つ一つ整理されて頭と心がスッキリと晴れてききました。ここまできちんとシルバーの霊訓を整理して語ってくださる中、スピリチュアリズム普及会の皆様のご苦労があったことを思うと本当にありがたく思うと同時に、日々の生活の中で道具意識に徹し、犠牲精神と常に霊的視野で見ることのできる自らとなれるよう努力を重ねていきたいと思います。スピリチュアリズムの全体像を知ることの大切さを感じました。(60代 女性)