シルバーバーチ読書会
2015.5.16
*霊的真理を知らない一般の人でも、「前世」「再生」ということには大きな関心を寄せています。自分の前世を知るということが今の自分にとって何か意味があることのように考える人は少なくありません。そうした心のすきに付け込むのがニセ霊能者です。ありもしない前世を語り、人をその気にさせて金儲けをするという詐欺行為が頻繁に起きています。中には、霊能者自身に悪気はなく、単に霊的知識が乏しいために低級霊に遊ばれてそうした霊視をさせられていることもあります。その場合、霊能者自身に人をだまそうという悪意もないので、霊能者本人も見てもらった人も本当だと思ってしまうのです。しかし、悪意がなくても間違いは間違いです。人の前世はわからないようになっているのです。(少なくとも再生を必要としている私たち地上人のレベルでは……。)今の私たちには、「自分の前世はわからないようになっている」「前世を知ることは、今の地上人生を送るうえで必要なことではない」ということをしっかり意識しておくことが必 要です。
・キーワード――「類魂(Group Soul)」→ 再生は「類魂」を中心として行われる
*「再生」はシルバーバーチの示してくれた霊的真理の中でも、非常に難解で理解しにくいものです。シルバーバーチの本を読むだけで理解するのもとても困難です。しかし、地上の霊的レベルが向上し、こうした霊界の奥義ともいうべき真理を地上に届けてくれたことを考えると、できる限り理解しておきたいと思います。とはいえ、実生活の中で、直接私たちの霊的成長に直結するものではないので、わからなかったとしても大きな問題にはなりません。「類魂」という大きな共有意識があること、その一部を携えて私たちは地上に再生してきていること、再生には 2つの目的があることなどを理解しておけばよいかと思います。
霊的家族の一人が、類魂の一部分をたずさえて新しい地上体験を求めて地上に生まれる
類魂(共同意識)の一部分を自分の意識として持っていく
↓
さまざまな体験を通して霊的成長する
↓
その体験と成長した内容を死後、類魂に持ち帰り共有することで類魂全体が進化する
カルマ――霊的成長に歯止めがかけられる
地上に再生する
↓
苦しみ(罪の償い)・カルマ清算
↓
霊的成長の歯止めを取り除く
↓
霊的成長の道をリセット → 類魂全体の進化向上にも影響する
(参照リンク)
前世のことは世の中でもよく言われますが、前世が立派であってほしいと思うのは、ほとんどの人がそうだと思います。私もいいことを言われたら、やっぱり心をくすぐられると思いますが、よく考えたら、それが今の人生には関係ないし、今の目的(霊的成長、カルマ清算)が大切なことなので前世ブームなどに惑わされないようにしなければと思います。それぞれの立場での問題を解決することで、類魂全体の向上に貢献するように、コツコツとスピリチュアリズムの実践が必要だと、今回の再生の勉強で感じました。(60代 女性)
再生の問題は、本当に難しいと感じました。地上に生まれた自分は、ほとんど本当の自分、霊的意識はわからないんだとわかり、そのわからないゆえに日々奮闘努力して、霊主肉従、愛と奉仕、霊的成長しなければならないし。そこに価値があるように感じました。"類魂"も難しい……でも少しわかった気がします。(50代 女性)
再生(生まれ変わり)について学びました。正直気持ちの中では、「この項目は別に知らなくてもよい」と思っていましたが、レポートと本書を読むにつれて、シルバーバーチが言うように「闇の中にいるより光の中にいる方がよろしい。無知のままでいるよりも摂理を少しでも多く知った方がよろしい。向上を目指して奮闘するのがよいに決まっています。」このことがとても大事だと素直に思えるようになりました。知識そのものよりも、知ろうとすることに大きな意義があると感じました。(50代 男性)
「宇宙及びその法則は大霊がこしらえたのであって、その子であるあなた方がこしらえるのではありません。賢明な人間は新しい事実を前にすると自分の考えを改めます。自分の考えに一致させるために事実を曲げようとしてみても、結局は徒労に終わることを知っているからです。」自分の価値観を変えずに真理を受け入れることは不可能なのだと思いました。都合のいいことだけや、都合のいいように解釈しているうちは真の理解にはならない。死後存続の事実を理解した時、それで全てがおしまいになるのではありません。そこから本当の意味で「生きる」ということが始まるのです。死後の事実で満足するというのは好奇心しかなくて、本当に求めるから真理の理解ができると思いました。(50代 女性)
今日は再生について学びました。これまで普及会のホームページやニューズレターで学習しても、いまいち理解できていなかったところが少しクリアーになり、とても勉強になりました。インディビジュアリティ=類魂全体の意識だと勘違いしていたことに気づき、やはり独学では限界があることを実感し、読書会の大切さを感じました。霊的真理のより正しい理解ができるよう今後も学びを深めていきたいと思いました。今月も大変心高まるよい学習会でした。(30代 女性)
今月は再生の概念について学びました。シルバーバーチの霊訓の中ではなかなか理解が進まないところです。再生の概念をしっかり理解できるには、私たちの霊格の進化・向上が必要だと思いました。(40代 男性)
今日は「再生」について学びました。とても壮大で、スケールの大きな「仕組み」ができていることは驚きです。十分に理解するのには、まだまだ時間が必要ですが、今後も根気よく学びを続けていこうと思います。(50代 男性)
「類魂」「再生」は霊的メカニズムの中でとても興味のあるところです。しかし深く考えていくと、わけがわからなくなるので、今必要な部分の理解にとどめておこうと思います。類魂の図は、地球上の霊的意識を広めていく組織に参考になると思いました。(50代 男性)
今日の類魂の学習は、何度学んでも理解が深まるのは難しく、生涯の間には不可能なのでしょう。しかし、類魂の共同成長のシステムは、地上の生活においての霊的成長のあり方と類似していると思いました。私が目標に掲げているフードバンクの活動でも、支援先はもとよりなのですが、本当の目的は支援の担い手を作ることにあります。奉仕の精神をより多く高められるように、その表現の場を多く提供していけるようにと考えています。時間がなくてうまく表現しきれませんが、インスピレーションから進む道が見えつつあります。そこへ向けて邁進するつもりです。(50代 女性)
再生のことについて、図などを用いて学ぶことができて、理解にとても役立ちました。人間が理解しやすいように形や名称をつけて分節化してしまうことにより、むしろ理解しにくくなってしまっているような気がします。(言葉というものはそういうものであって「意味化」「分節化」された名称で再生のことや霊界のことを理解しようとするのは、改めて難しいことだと思いました。頭や言葉で理解するよりも、心や意識で感じることが大切だと思います。)自分でもまた勉強してみたいと思います。(40代 男性)
子供の頃は母がクリスチャンであったため聖書を読み、成人してある新興宗教に入信し、私の今までの人生は宗教と縁のある生活をしてきました。キリスト教の教えの中で育ったせいか、再生はないと信じてきました。シルバーバーチと出会う10年くらい前から宗教アレルギーとなり、全て白紙のような心で人生とは何か、また、霊界とはどのようになっているのかと本物の真理を知りたいと思って過ごしてきたので、スピリチュアリズムに出会え、霊的真理を学べることが感謝です。今、この地上に、類魂の代表として生まれ、生活していることを思うと、少しでも多くの人たちに伝えることができる真のスピリチュアリストになれるよう努力していきたいと思っております。今回の再生の講義は、非常に勉強になりました。(60代 女性)
すべての霊が類魂に属し、それぞれが関わり合いながら成長する仕組みができているということを学び、大霊の深い愛を感じました。人間界や人体も同じ仕組みを未熟ながら成している(真似している)のだと思いました。幸せになるための道筋が示されたと感じています。霊は単独では幸せになれないのだと思います。(40代 女性)
再生に関し、理解できていたところは復習になりました。理解できていなかったところは勉強になり、良かったです。本をよく読むことで本当には理解しておらず、自分の判断で理解できたつもりになっていたところもあったのではないかと思いました。何より同じ志をもった方たちと勉強するということが刺激になり、真理探究、実践への意欲が増し、良い時間を過ごすことができました。(30代 女性)
私は類魂を代表して物質界に出現してきています。誕生前に計画していた目的を知り、100%今生で目的を果たして帰りたいと思いました。私の今生の目的は、霊的真理の普及に寄与するために出てきたのだと確信しています。米国、英国、日本と100年単位で霊界の計画は進んできているように思います。(60代 男性)
霊的真理(シルバーバーチの霊訓)の中でも、「再生」「霊的治療」の2つは、あまり興味がそそられません。知識として知っておかなくてはなりませんが、日頃の生活では(今のところ)関わりが薄いかなと思います。キリスト教国においては、再生は特に重要な意義があったのでしょうね。(40代 男性)
再生について、これまで解りにくいところが、プリントにまとめていただいて、良く理解することができ、ありがたいことでした。初めて参加させていただきましたが、皆さまのお話も聞くことができ、楽しい集いでした。(60代 女性)
再生を学ぶことによって、心が広がって人生の許容量が大きくなるように思いました。「愛こそは、宇宙最大のエネルギー」という言葉から人間の条件付きの愛から、純粋な愛に近づくことが霊的成長に大切なのかと思いました。(60代 男性)
ニセ霊能者がマスコミにもてはやされているのでは困ったものですが、きっと時間とともに消えてゆくのだと思います。再生は、やり直すために、大変ありがたいことです。まして類魂の中へ戻って他の仲間の体験を共有し、自分の体験にし得るということを大変ありがたく思います。大霊のなさることはつくづく驚嘆するのみです。(60代 男性)
類魂ということを知り、私は過去を振り返り、ある程度のカルマは解消できたかと思いますが、今日学んだことで、元の類魂に戻るかどうかわからないということですが。私はこれからでも間に合うので、これからもう一度考え直し、何か人様のお役に立つようなことをしなければ類魂の皆さんに申し訳ないことと、何かお役に立つことをしなければ元の類魂に戻れないと思いました。今回老人天国と思えるような私の地域のこと、青少年のこと、地域の後継者がいないことなどを考え、私の地元から地域おこしとして、青少年対策を立ち上げたいと思いました。その手始めとして、教育長にお会いして青少年対策委員会を発足する提言をすることにいたしました。この青少年対策は、「人間は人のお役に立つために生まれてきた」ことを基本としています。小中高生がグループを作り、そのグループが地域のお役に立てるよう青少年を育てていきたいと思っております。(70代 男性)
シルバーバーチによって再生の事実が明らかになり、私たちに届けられ、今日はその再生を学習しました。私たちは選ばれて、そして自分で今の地上環境が最も霊的成長のためにふさわしいと決意してきたのです。霊的視野でもって「何をすべきか」を問いながら生活をしたいと思います。貴重な知識を与えられた感謝と責任を持ち続けねばいけないと思いました。(30代 女性)
再生は大変わかりにくく、今回の勉強でもあまりよく分かりませんでしたが、シルバーバーチも「無知のままでいるよりは摂理を少しでも多く知った方がよろしい」と述べていますし、一つでも多く理解できたらと思います。少なくとも自分が死んで、また再び同じ自分が生まれ変わるという単純な生まれ変わりはないということがよく分かりました。(40代 女性)
今日は再生の目的を明らかにしてくださいました。なぜ生まれ変わりが起こるのか。メインは類魂(霊的家族)の進化のためであり、個人としては前世のカルマを清算するためと、未成長な部分の埋め合わせをするためであるということ。私はこの「再生」も神の摂理であると受け止めますが、それは宇宙最大のエネルギーである「愛」によって生み出される出来事であると思いました。まさに「神は愛なり」が再生にも一貫していると考えるからです。(60代 男性)