学習のポイントと感想

「シルバーバーチ読書会」

2013.9.14

◆NHKスペシャル「亡き人との"再会"~被災地 三度目の夏に~」

● 被災者 4 人の"不思議な体験" ――――――――――――――――――――

  • ケース 1:津波で亡くなった祖母が会いに来てくれた
  • ケース 2:海で亡くなった父と白い花
  • ケース 3:亡くなった息子がおもちゃを鳴らして答えてくれた
  • ケース 4:亡くなった息子たちが成長して会いに来てくれた

2013-9

*8月末に放映されたこの番組は、震災で亡くなった身近な人との再会というこれまでにない画期的な内容でした。「とても感動した」という声がある一方で、「天下の NHK がこんなオカルトまがいのものを放送していいのか」といった否定的な意見もありました。スピリチュアリズムを信じる私たちの立場から見るとこれはどういうことになるのでしょうか。スピリチュアリズムの観点から見れば、これは何の不思議もない"心霊現象"であると説明がつきます。そしてこうした事実を目の当たりにしたり体験したりすることで、これまで愛する人を失ってしまった悲しみに打ちひしがれ、生き残った自分を責め続けていた人が、希望と喜びをもってこの先の人生を歩んでゆくことができるようになるのです。悲嘆にくれる人を慰めるためのグリーフケアというものがありますが、こうした霊的事実と直面するということは、もはやグリー フケアの次元を超えたものです。

今を遡ること160年、欧米では物理的心霊現象が頻繁に引き起こされ、当時の一流の科学者を巻き込んだ一大センセーションが巻き起こりました。亡くなった人が目に見える姿をもって現れたり、エクトプラズムによって演出された物質化現象が引き起こされたり、目に見えない世界からの働きを見せつけられました。スピリチュアリズムの第 1 次黄金期というべき時代のことです。実は、この東北の被災地で起こっていた亡き人との再会も、こうした"心霊現象"と同じものなのです。

"心霊現象"が起こされる背景には、霊界の霊の関与があります。それは言うまでもなく「霊的世界がある」「私たちも霊的存在である」といった"霊魂説"を証明しようという働きかけがあったということにほかなりません。シルバーバー チは私たちに何度も「死ぬことは決して悲劇ではありません」と言っています。今回のこの放送はそれを生き残った人々 の側からも事実であると確認できる素晴らしい内容でした。2 人の息子を亡くしたお父さんが、成長して会いに来てくれた息子が元気で楽しそうな姿を見て悲しむ必要のないことを悟り、さらに地上で残って生きていく自分が息子たちに恥ずかしくない生き方をしていかなくてはと前向きになっていく姿は本当に感動的でした。スピリチュアリズムが私たち地上霊魂説の証明人に提示してくれる"霊的真理""霊的事実"は、真実であるがゆえに勇気とエネルギーを与えてくれます。この地上には、まだまだ必要のない苦しみ・悲しみに暮れている人々が大勢います。霊的事実・霊的真理を知ることで、この地上人生がもっと豊かに価値あるものになることを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。

(参考リンク)

スピリチュアリズム・インフォメーション No.7東日本大震災の被災者が体験した心霊現象―NHKスペシャ ル「亡き人との"再会"」⇒

◆『シルバーバーチは語る』 1章 シルバーバーチの使命 ――――――――――――――――――

(参考リンク)『シルバーバーチは語る』1章シルバーバーチの使命 ⇒

●シルバーバーチの霊訓とは

2013-9-2

●シルバーバーチの霊訓とは
  • 3000 年前に地上で生活をしていた古代霊
  • 再生の必要のないレベルに到達している高級霊
  • シルバーバーチはニックネーム
  • 地球人類救済の使命を担ってスピリチュアリズム計画に携わる
  • 霊媒モーリス・バーバネルの指導霊
  • (ハンネン・スワッファーホームサークルの指導霊・支配霊)

(参考リンク)"シルバーバーチ霊"とは……「通信霊」シルバーバーチについて ⇒

参加者の感想

シルバーバーチの霊訓を学ぶ意義について、あらためて教えていただき感謝します。この世の悲劇、不幸の原因は「霊的無知」にある、死んだら終わりという考えに支配されていると物質至上主義利己主義に陥る。確かに私の周りの友人・知人のほとんどが霊的世界に関心はあっても、体系的な理解ができていなくて、その人に関わりのある伝統的宗教の枠内にあります。この場における学びによって、しっかりと霊的真理を身につけ、身近なところから伝えてゆきたいと思います。人間的に言えば、不思議なことも霊界からの助け・指導があってよい機会を与えてくださいます。感謝です。

「スピリチュアリズムの霊訓とは…」という基本を再度認識できました。あらためて日常生活の実践が本当に大切だということが心にしみました。死というものの捉え方が180度変わって、それまでの生き方が大事なんだということも常に心にとめて生きていこうと思いました。

今日は基本的なところを再認識できる内容でよかったです。シルバーバーチの霊訓の本を読むのも、膨大な量で読み切れていないのですが、今日の話を聞いて、普及会のホームページの内容、ニューズレターを中心に読んでいきたいと思いました。

霊魂説の証明で、 最近医学界で矢作直樹医学博士が 「人は死なない」という書を出しておられますが、どんどんこういう方が出てくれればと思います。

イギリスよりも日本のほうがシルバーバーチの研究が進んでいるということが驚きでした。日本人でよかったと思いました。仕事でもこれまで情熱を傾けエネルギーを注いできたプロジェクトで、客観的に体系的にまとめなければならない状況にあり、今日の学びとリンクしていました。本当の意味を理解しようと努力することは、見慣れた風景と決別したり大好きな人と別れたり、いろいろな試練に耐えてゆかねばならないのだと思いました。

シルバーバーチの霊訓の発祥地であるイギリスの現状の話を聞かせていただき、びっくりさせられました。日本が世界的に見てシルバーバーチの霊訓が一番伝わっている国なのだと知り、日本人としての使命感があるのだろうと感じられました。

1 章からの学びで改めてシルバーバーチの大きな犠牲を払っての使命を感じました。シルバーバーチの体系的理解をできるチャンスを与えてくださった後ろの方々の強い応援を意識して、日常生活に霊的真理を活かしたいと思います。

シルバーバーチの交霊会に参加したいと思っていましたが、イギリスの現状を聞いてこうして読書会に参加できること自体がとても恵まれたことなんだと改めて思いました。一人でも霊的無知から抜け出せるようなお手伝いができるように正しく理解したいです。自分がこの地上にいる間に霊的バトンを渡せるように。


TOP↑