シルバーバーチ読書会
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 12月
いいですか、真理というものは受け皿が用意されて初めて受け入れることができるのであって、それ以前は知らん顔をしているものです。精神が受け入れる気になった時に真理の方からやってくるのです。せっかく訪れてノックをしても冷たくあしらわれることがわかっている時は、真理は近づこうとはしないものです。そろそろドアが開いて入れてもらえると思うまでは、少し離れたところで待機しているのです。
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 11月
「わたしたちの霊団の使命は、れっきとした目的ないし意義をもつ証拠を提供し、それによって心霊的法則というものが存在することを立証する一方で、生きるよろこびと霊的教訓を授けるということです。物理的法則を超えた別の次元の法則の存在を証明するだけでなく、霊についての真理を啓示するということです。
そうした使命をもつわたしたちは、真っ向から立ち向かわねばならない巨大な虚偽の組織が存在します。過去幾世紀にもわたって積み重ねられてきた誤りを改めなければなりません。人間が勝手にこしらえた教義を基盤として築き上げられてきた虚飾の大機構を解体しなければならないのです。
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 10月
こうした教えが地上に行きわたれば、人間界のすべての分裂が無くなります。国家間の障壁が無くなります。人種・階級・肌の色による差別、(英国教会系の)教会(チャーチ)、(非国教会系の)教会堂(チャペル)、(キリスト教以外の)聖堂(テンプル)、(イスラム教系の)寺院(モスク)、(ユダヤ教系の)礼拝堂(シナゴーグ)といった区別が無くなります。それぞれが大霊の真理の一部を宿しており、他の宗教が真髄としているものは自分の宗教が真髄としているものと少しも矛盾しないことが少しずつ解ってくるからです。
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 9月
「わたしたち霊団の仕事は、れっきとした目標をもったもの、意義のあるものを地上へもたらすことです。それは、一方においては厳然たる摂理の存在を証明することであると同時に、他方においては慰めを与え霊的知識を広めることでもあります。物理的法則を超えた霊的法則というものが存在することを明らかにすることであると同時に、宇宙の大源である“霊”の真理を明かすことでもあります。
そうした仕事の前に立ちはだかるものとして、途方途轍もない“誤った概念”があります。何世紀にもわたって引き継がれてきたものを解体しなければなりません。“教義”を土台として築き上げられた間違いだらけの上部構造を破壊しなければなりません。」
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 7月
「地上世界は、たった一つの重大な原因によって、着実に改善されております。その原因とは、“霊の力”が働きかけているということです。霊力が注がれた場所、有能な道具(霊媒・霊覚者)を通して霊力が顕現したところには、必ずや霊的刷新の仕事が始まり、その仕事を通して物事の価値観が徐々に変わってまいります。」
(The Seed of Truth)
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 6月
問題のそもそもの根元は、人間生活が霊的原理に支配されずに、明日への不安と貪(どん)欲、妬(ねた)みと利己主義と権勢欲によって支配されていることにあります。残念ながら、お互いに扶(たす)け合い、協調と平和の中で暮らしたいという願望は見られず、自分の国を他国より優位に立たせ、他の階層の者を犠牲にしてでも自分の階層を豊かにしようとする願望が支配しております。
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 5月
Q
生きものは全て大霊が創造したものである以上、ビールスなども大霊がこしら
えたものに相違ありません。それを殺虫剤や消毒剤などで無きものにしてしまうの
は間違いでしょうか。
A
そうすべきだと考えてするのであれば、そうなさればよろしい。何事も、動機に
よって正否が決まります。地上世界はまだ未熟です。不完全で、完全へ向けて発展
しているところです。その道程には幾多の困難や試練や障害や難題が横たわります。
それらにどう対処していくかによって人類の進歩が決まります。
そもそも人間の生命を奪うようなビールスが発生するということは、人類の生き
方がどこか間違っていることの証拠です。人類の生き方は地上の環境のすぺてに反
映するのです。生き方を正せば、そういう克服できそうにない問題は生じなくなり
ます。人類の行動と環境との間には不離の関係があるのです。
『古代霊シルバーバーチ最後の啓示』より
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 3月
「霊の優位性の自覚にもとづく修養的生活――これが最高の生き方です。既成のテキストはいりません。魂の成長ということだけを心がければいいのです。大霊からいただいている霊力が顕現し、人間が勝手にこしらえた教義への盲目的信奉者とならずにすみます。」
『シルバーバーチの霊訓―地上人類への最高の福音>』9章
霊の優位性の自覚にもとづく修養的生活――これが最高の生き方です ⇒
■ シルバーバーチの霊訓 2020年 2月
エデンの園は存在するのです。地上天国は目の前にあるのです。ただ人間の強欲と愚かさと利己主義と残忍性が道に立ちはだかっているのです。理屈の上では一日のうちにでも実現できるのです。しかし現実には、為さねばならないことが山ほどあります。全生命を創造なさり、生きる道を示さんとしておられる大霊の道具として、進んで志願する者を必要としているのです。