シルバーバーチ読書会
シルバーバーチの霊訓 2016年 12月
進化の究極の目的はニルバーナ(涅槃・寂滅)に入るのではありません。霊的進化は限りなく個性を増幅していくことです。個性が消えていくのではなく、増していくのです。潜在する無限の資質を発達させ、ますます多くの知識を吸収し、個性がますます強化されてまいります。
『古代霊シルバーバーチ 新たなる啓示』P195
シルバーバーチの霊訓 2016年 11月
死ぬということは決して悲劇ではありません。むしろ地上で生きている方が悲劇です。大霊の庭が利己主義と強欲と強欲という名の雑草で足の踏み場もない状態になっていることこそ悲劇なのです。
死は、肉体という牢獄に閉じこめられていた霊が自由の喜びを満喫するようになることです。
苦しみから解放されて霊本来の姿に戻ることが、本当に悲劇でしょうか。天上的色彩を眺め、
物質的表現を超越した天上の音楽を聴けるようになることが悲劇でしょうか。
痛みのない身体で自己を表現し、一瞬のうちに世界中を駈けめぐり、霊の世界の美しさを満喫できるようになることを、
あなた方は悲劇と呼ぶのでしょうか。
『シルバーバーチの教え』(上)P186
シルバーバーチの霊訓 2016年 10月
結局あなたに感識出来る自我は物質界に顕現している部分だけということになります。他のより大きい部分は、それなりの開発の過程をへて意識できるようにならない限りごく稀に、特殊な体験の際に瞬間的に顔をのぞかせるだけです。しかし一般的に言えば大部分の人間は死のベールをくぐりぬけて始めて真の自分を知ることになります。
『 潮文社 シルバーバーチの霊訓 』(3)P158/14~P159/2
シルバーバーチの霊訓 2016年9月
「誕生の瞬間から肉体は死へ向かいます。この現象は誰にも変えられません。もともと肉体は不老不死を目指すようには意図されていないのです。
……リンゴが熟すると自然に木から落ちるように、肉体も与えられた寿命をまっとうして死を迎えます。」
『 潮文社 シルバーバーチの霊訓 』(8)P49/7~12
シルバーバーチの霊訓 2016年 7月
「霊界側から見たとき戦争は、決して正当化することはできません。戦争は、人間は地上界をはなれる時期がきたときに肉体から去るべきである、という摂理に反することになるからです。」
『シルバーバーチの教え』(下) 18章 霊界側から見た戦争 P57
シルバーバーチの霊訓 2016年6月
それがいつになるか――早いか遅いかは、人間が大霊から授かった‟自由意志"をどう使うかによって決まります。が、一人の人間が他の人間に救いの手を差し延べようとするとき、その背後では数多くの霊が群がって援助し、気高い心を何倍にもふくらませようと努めます。善のための努力が忘れ去られることは絶対にありません。奉仕への願望が無駄に終わることは決してありません。
『シルバーバーチの教え 上』3章 霊界を挙げての大計画 p56
シルバーバーチの霊訓 2016年 5月
見た目には混乱が生じているようであっても、地上に真理が広まることによって神の意図が具現化し、調和と平和が訪れるようになります。こうしたことを申し上げるのは、あなた方に、地上に真理を広めるための壮大な計画の一端を知ってもらい、私たち霊界の者がこうして物質の世界へ戻って来たのは、それを推進するためであることを理解していただきたいからです。そして今回の地上生活を終えるまでに、あなた方一人ひとりに果たさなければならない役割があることを知っていただきたいのです。
『シルバーバーチの教え 上』3章 霊界を挙げての大計画 p47
シルバーバーチの霊訓 2016年 4月
宗教についての真実を申せば、真理のすべてを説いている宗教など有りえないということです。
どの宗教も、真理の光のほんの一条(すじ)しか見ておりません。しかも悲しいかな、その一条の光すら、永い年月のうちに歪められ、狂信家によって捏造(ねつぞう)されております。
シルバーバーチの霊訓 2016年 3月
皆さんは今、霊界での審議会で用意された叡智がこのわたしを通して届けられるのをお聞きになっていらっしゃるのです。それを広めることによって地上人類の叡智と理解力とが増すにつれて、生活が大霊の御心にそったものとなるでしょう。摂理にのっとったものとなるでしょう。地上世界の悲劇と飢餓、苦労と心痛は、すべてその摂理に従った生き方をしていないところから生じていることを悟るようになるでしょう。その理解が深まるにつれて大霊の庭の美しさを見えなくしている醜い雑草が無くなっていくことでしょう。
それを目標としてわたしたちは、人類の魂を解放し、精神を自由闊達にするだけでなく、物的身体も自然の法則と調和した健康を享受(エンジョイ)できるようにしてあげようと努力しているのです。