学習のポイントと感想

「シルバーバーチ読書会」

2019.9.7 / 8 

学習内容
 スピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」の復習〈本質〉
 参加者の講義:テーマ「守護霊」

9月から11月にかけて、4月から学習している「霊的世界観」をもう一度復習します。スピリチュアリズムは“スピリット”に関する思想です。スピリチュアリストは霊的世界に関する“スペシャリスト”です。私たちにとって、本来の世界である霊界について、しっかりと学び、まわりの人々に伝えられるようにしていきたいと思います。

今月は「霊界の本質」を復習しました。そして後半には、参加者の中から土・日の各日2名の方に「守護霊」について語っていただきました。自ら真理を語る立場に立つことによって、霊的真理の理解はさらに深まります。「伝える」ことを意識しながら人の話を聞くと、これまでとはちがった形で真理の理解が進んでいきます。より深い理解が可能になってくるのです。

「守護霊」についてみんなの前で語るために、話す人は事前に練習をしてきます。その中で注意してきたこと、また新たに気づいたことなどたくさんあったと思います。語る中で気づいたこと、意識したことなどを感想の中から少し紹介します。

・守護霊との結びつきを強くすることができた
・是非にも皆さんにこの内容を知っていただきたいという強い動機があった
・とちらないこと、あせらないことを気を付けるようにした
・語る内容、話すテンポや声の出し方、姿勢、目配りなども意識して話した
・本質をしっかり押さえたうえで自分の言葉で語るようにした
・一人でも多くの時期の来た人へ伝えていくことの大切さを感じた

霊的真理を学ぶということは、自分のためだけではなく、自分以外の人のためでもあるということです。
「どうやって話したら理解してもらえるだろう」
「関心を持ってもらうためにはどうしたらいいだろう」
「一番伝えるべきポイントはどこだろう」
こうしたことを考えながら、これから出会う人のために準備をする、これは大きな利他愛の実践です。身近な人に、困っている人に、悩んでいる人に――霊的真理を必要とする人が、必ず目の前に現れるようになってきます。その時に、一言でもいい、霊界の真実を伝え、生きる希望を持てるようにしてあげることです。霊的世界の真実を知り、死後の世界の実在を確信している人の言葉だからこそ、真実味と温かみと実感のこもった、力のあるものになるはずです。そして、そこに必ず霊界からの応援があります。霊界と共に歩む、人々への最高の奉仕の道がこれからどんどん広がっていくはずです。

※参考:2019年4月「学習のポイント」 ⇒

参加者の感想

思想体系2の霊界について学ぶことができました。頭で理解したとしても、それを人に伝えるとなるともっと違う理解をしなくてはいけないというのが分かってきたように思います。知識はもちろんですが、どういう言い方や見せ方など分かりやすく伝えればいいのか考えさせられます。先ずは自分がしっかり理解しないとダメですね。実践と学習はまたちがうのでしょうか?日常のいろいろな出来事や奉仕活動などは、人とぶつかることも多く、悩みも多いのですが、こうやって学習して人に伝えようと思うと、気持ちが少し楽になることがあります。(できているかどうかは別として……。)(30代女性)

人に語れるようにするという意識で学習すると、理解できていたようで全くできていなかったと思うことや、逆に理解が難しいと感じるところが多々あって、自分のものにしてそれを自分自身の言葉で話すことの大変さを実感します。でも全て自分の力でやろうとせず、少しでも霊界の道具として使ってもらえるようになりたいです。(30代女性)

スピリチュアリズムの霊的世界観の霊界の本質を学ばせていただき、霊界という世界がとても身近に感じられました。今年の6月に母が他界し、母が霊界に旅立つ時までじっと見守ってきたのですが、母に霊界のことを話してあげたらよかったなと少し悔いています。私たちはいつ霊界に行くかわかりませんが、地上人生を歩む中で、スピリチュアリズムに出会えたことは守護霊の導き、愛以外の何ものでもありません。自分自身の全てを知り尽くして導いてくださったことに感謝し、少しでも多くの人たちがスピリチュアリズムに出会えるよう伝道に励んでまいりたく思っています。(60代女性)

本日の読書会では、今年4月に学習した“スピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」”の復習を中心に知識の再確認を行いました。霊界通信により霊界からもたらされた霊的真理に関する知識・情報は実に膨大なものがあり、この情報量が多すぎるということがスピリチュアリズムの唯一の問題となってしまいました。そのためこれらの知識・情報を体系的に把握・整理し、「霊界の本質」「霊界の実態」「地上人と霊界の関係」の3つの観点から霊的真理に関する学習を行っていくことの必要性を理解することができました。地上人類は物質的世界に生きている以上、常に物質の誘惑に晒されています。霊的真理を知った私たちスピリチュアリストであってもともすれば肉主霊従に意識が傾いていることがあります。そのため、常にシルバーバーチの霊訓を学習し、読書会で学んだ知識を自ら血肉となるまで深めることの必要性を改めて認識しました。(50代男性)

守護霊に近づく努力をするために、守護霊がそばに寄り添ってくれていることを意識し、一日に1回はお話しをする時間を持ちたいと思います。話は聞くだけでなく、話しをする側になることで、より内容が深く理解できると思いました。今日のお二人の話は、事前準備ができていて素晴らしいと思いました。お二人とも読書会をされているので、知識を持つことと行動することがともなっていると思います。見習おうと思いました。(60代女性)

人間を取り巻く3つの世界について詳しく勉強させていただきました。何回も勉強し、分かっていることであっても、人に話すことの難しさを実感しました。守護霊について二人の方の発表を聞き、私もしっかり勉強し、いつかたくさんの方に伝えることができるよう努力しようと思いました。(50代女性)

今月は霊的世界観の復習ということで、霊的世界の本質の部分を学びました。霊界と地上界、さらに神の世界という3つの世界にまたがって存在し、死によって初めて霊界に行くのではなく、実は毎晩睡眠中に霊界に行き、死後の準備をしている、というのは本当に画期的な目からウロコの落ちるような事実だと思います。こうしたことを地上人生の間に知り、地上に居ながらにして正しい霊的視野を持てることの素晴らしさ、その恩恵を強く感じ、心から感謝しました。何度学んでもその都度少しずつ物的視野のベールがはがれ、新たな気づきや新たな霊的視野を与えられ、また新たな決意ができます。これから自分でも人に語っていけるようにまとめ直したり、語る練習を重ね、いつでも時期の来た人に真理を届けられるように準備を整えていきたいと思います。(40代女性)

霊界の事実、私たちの存在とは、霊的事実を知ることによってこの地上人生での苦しみの見方が全く異なるものになります。真理を知らず、さまざまな苦しみの中に居る人たちへ少しでもお伝えしたい、力強く霊界の事実を伝えたいという気持ちは、真理の理解とともに深まります。時期の問題もありますが、いつでもお伝えできるように。今日はまた自分の与えられている恵まれた立場、霊界の道具としての立場を改めて自覚しました。膨大な霊的知識・情報を、3つのアプローチで整理してくださったおかげで、霊的知識が整理され、お伝えしやすい形にもしてくださっているので、後は少しでも自分のものとし、「霊界(死後の世界)はあるんですよ」と自信を持って語れるようにしていき、一人でも多くの人が救われてほしいと強く願い、また頑張ろうと思いました。(40代女性)

私たちはこの地上世界に生き、地上的・物質的なことで悩み苦しみを抱えています。どうしても解決できずに絶望している人もいます。地上で起こる出来事・体験で“これで終わり”や“取り返しのつかないこと”などはありませんが、それが理解できるのは、地上が一時の仮の住処であくまでも本来の霊界での生活のための準備だということを知っているからです。霊界とはどういう世界なのかという正しい知識があれば、どんなに辛い体験も耐えて乗り越える勇気が湧いてきます。今認識できる地上世界だけが全てと思うから苦しみから抜け出せず希望を持てないのです。真実の霊界を知ることは、私たち地上人生の目的の成就には重要なことだと思いました。(50代女性)

本日は霊的世界観の霊界の本質について再度学習させていただきました。プライベートでは父と母が他界し、仕事でも多くの患者さんが他界されており、この霊的真理に出会うまで、理解できるまでは、一人悲しみの中で生活していた時期もありましたが、今は大変楽しみに霊界へ帰ることを心待ちにすることができます。ただ地上界で霊的成長しておかないと霊界には帰れないので、いろんな困難も霊的知識で判断し、乗り越えていきたいと改めて思いました。今回は、自分が発表するつもりでとのことなので、レジュメの文章の間のつながりや言葉の選び方、自分だったらこれも話そうかな、といろいろと考えながら聞くことができました。(40代女性)

霊的世界観の復習をしました。学習するたびに新しい気づきや学びがあり、とても感謝しています。時を経るに従い、また「シルバーバーチ読書会」の学習を通して、本質をしっかり押さえたうえで自分の言葉で、一人でも多くの時期の来た人へ伝えていくことの大切さを、ひしひしと感じています。ご恩返しできるように、習ったことを整理し、守護霊や霊界の皆様とともにあることを常に思い起こし、道具としての歩みを進めたいと思っています。(50代男性)

守護霊について話せるようにとの宿題は、とてもためになりました。改めて守護霊について深く学ぶことができました。守護霊は、私たちが生まれた時から死ぬ時まで、片時も離れず見守り導き続けてくれる、地上の肉親よりも深い、何ひとつ見返りを要求することのない純粋な愛で愛してくれている、落ち込んでいる時は励ましを、挫けそうな時は勇気を、悲しみに沈んでいる時は慰めを与えてくれます。このような守護霊の完全純粋な利他愛を学んで、自分の身近にいる人たちを守護霊のような純粋な利他愛で、もっと愛していきたいと思いました。(50代男性)

スピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」「霊界の本質」について再び学びました。霊的真理に出会った頃でも、霊界とは死んだあと行く世界と思っていました。それほど身近には感じていませんでした。しかし、「人間は霊界と地上界の両方に属している」「今この時も霊界にいる」ということが分かってからは、霊界はどこよりも一番近い場所のように思えます。そして守護霊の方は、誰よりも一番近い存在のように思えます。(50代男性)

本日はスピリチュアリズムの思想体系2「霊的世界観」の「本質」の復習を学習しました。霊的世界の真実は、私たちにとって本当に大切な内容です。この事実を知るだけで、どれだけ多くの人々が救われることでしょうか。私たちスピリチュアリストは、幸運なことに他の地上人に先駆けて霊的真理を手にすることが出来ましたので、内容をよく勉強し、まだ知らない人々に語れるようになりたいと思います。後半は「守護霊」の内容を語る練習をしました。先輩方お二人です。お二人ともわかりやすく、一生懸命お話しくださいました。私もこれから皆の前で話ができるよう訓練したいと思います。勇気がかなり必要になりますが、世の中の霊的兄弟姉妹のために尽力しなくてはいけません。使命を全うして、この世を去るまで、守護霊・背後霊の応援を受け、頑張っていきたいと思います。(40代女性)


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