学習のポイントと感想

「シルバーバーチ読書会」

2021.9. 11/12  

学習内容:スピリチュアリズムの思想[1]「人生観」〈4〉
     インフォメーションNo.39

8月は読書会がお休みでしたが、2日にスピリチュアリズム普及会のホームページにスピリチュアリズム・インフォメーションNo.39「地縛霊の救済は、スピリチュアリズムの使命です――キリスト教聖職者の地縛霊と、スピリチュアリズムによる救済活動」がアップされたので、それを読み、衝撃を受けていた参加者も多かったと思います。
今回の読書会では、7月に学習した「シルバーバーチの人生観」の4つの項目の最後の項目を、ビデオを見て学習しました。後半では、皆が衝撃を受けたという、インフォメーションNo.39についての話をしました。

●「シルバーバーチの人生観」④霊的成長を達成することが正しい地上人生

シルバーバーチの人生観は、「霊的価値観に基づく人生観」です。これまで地上には様々な人生観が存在してきましたが、どれもみな地上的視点から語られたものばかりでした。しかし、シルバーバーチは、人類史上初めて徹底した霊的価値観に基づく人生観を説きました。



シルバーバーチの人生観をまとめると次の4つの項目にまとめることができます。


①地上人生は、一時的な仮の人生
②地上人生は、霊界人生のための準備期間
③地上人生で最も価値があるものは、霊的成長(霊的成長至上主義)
④霊的成長を達成することが、正しい地上人生

7月に学習した①~③の項目から、地上人生は永遠の霊界人生のための準備期間であり、霊的宝である霊的成長をするためにあるということを確認しました。

では、霊的成長するためにはどうしていったらいいのか、という内容が④の項目です。霊的成長することが正しい地上人生ならば、どうしたら霊的成長を達成することができるのでしょうか。霊的成長を達成するための実践項目は次の3つです。


・霊主肉従の努力(霊優位の努力)
・利他愛の実践 
・苦しみの甘受

シルバーバーチは、「実践が大切」と繰り返し述べています。その実践とは具体的には何を指しているのでしょうか。その実践内容が分からなければ、的外れな実践をすることになってしまい、肝心な霊的成長へと結びつきません。霊的真理を知らない人は何を実践すれば正しい地上人生をおくれるのかという大事なことが全く分かっていません。しかし、スピリチュアリストであっても、的外れな実践をしている人が実に多いのです。

私たちが地上人生で実践しなければならないことは3つです。霊主肉従の努力・利他愛の実践・苦しみの甘受、この3つです。

●霊主肉従の努力と利他愛の実践

神の創られた世界の中で最も大きな摂理は「利他性の摂理」です。全てはこの「利他性の摂理」のもとに進化・向上しています。人間も例外ではありません。利他性の摂理に従って(利他愛の実践)霊的成長していきます。しかし、地上は物質世界であり、人間は物質である肉体を持って生活しています。そのため霊的成長するためには、霊中心の状態になる必要があります。それが霊主肉従の努力です。意識的に肉の力(肉体本能的意識)を小さくし、霊の心(霊的意識)を大きくしていくのです。ある種の禁欲的な生活をしていく必要があるということです。本能の赴くままに生活していては霊的成長はできません。霊主肉従の努力は利他愛実践のための前提条件なのです。

最高の利他愛の実践は「霊的真理の伝道」です。一人でも多くの時期の来た人に霊的真理を手渡していけるよう努力していきましょう。

●苦しみの甘受  ⇒ こちらへ

参考:
『シルバーバーチの霊訓』とは> 『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容>
7.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「人生観」と「価値観」 ⇒


YouTube スピリチュアリズム普及会公式チャンネル「人生観」 ⇒

参加者の感想

本日の学習会では、霊的成長を達成するための具体的実践内容についてビデオを併用しながら学びました。私たち人間は霊的成長をするために、各々がそれに相応しい条件を自ら選択して地上に誕生しました。地上人生の目的、価値ある地上人生とは「霊的成長を達成することにある」という一言に尽きます。そしてそのためには、霊主肉従の努力、利他愛の実践、苦しみの甘受という3つの努力を通してのみ可能となります。しかしながら肉体を持ち地上で生活する私たちは常に本能を刺激され、また「モノ」「物質」に囲まれ、日々生活をおくる中では、意識的に禁欲的努力を続けていかなければ、たちまち肉主霊従の状態に陥ってしまいます。また経済成長を目指して政治や経済が動く現況では、よほど意識をしっかり持っていないと周囲に流され、摂理とは程遠い状態になってしまいます。スピリチュアリズムとは、実は厳しいそして自力救済の歩みです。しかし、それに見合うだけの成果(霊的成長)が得られるという何物も代えがたい喜びを得ることができるのです。地上世界、そして「モノ」や「物質」が満ち溢れているこの日本で霊的成長を目標にして生活するということはそう簡単なことではありません。スピリチュアリストとしては、「地上にあっても霊的視野で物事を眺めること」「肉体本能を抑制するためストイックな努力を怠らないこと」を常に心に留めて実践の努力を続けてゆきたいと思います。(60代男性)

本日の勉強は、霊的成長を達成するために①霊主肉従の努力②利他愛の実践③苦しみの甘受(摂理違反によるもの)以上3項目が必要であります。また①を実践すると、②③も必要であり、これら3項目は互いに必要になってきます。霊的成長のためには以上は絶対に実践すべき項目であります。これらを実践することなく肉体生活を終えた場合の幽界での生活は地縛霊になっていると言えます。そこで本日の後半でのお話しの、何百億人も存在する地縛霊を救うために、我々一同、時期の来た人を見極めて、知らせてゆかねばならないと思います。一層の努力が必要と感じました。(70代男性)

3か月にわたり人生観を学んできました。地上的観点でしか地上人生を見ることができなかった地上の人間が、シルバーバーチの霊界通信により、霊的視点でこの地上人生をとらえることの重要性を教えられました。シルバーバーチによって人間はどう生きることが正しい生き方なのかを知ることができた私たちは幸せです。霊的なことを何も学ばずに死ぬということは、この地上人生を無駄にするだけでなく、死後真実の世界である霊界で苦しむことになるのです。本来、霊界とは美しく自由で喜びに満ちた世界であるはずなのに、死の自覚のない霊や地上的意識を捨てきれない霊は、その幸せを享受できないどころか、いつ終わるとも知れない苦しみの中に置かれているという不幸は、私たち地上の人間の創造を超える苦しみです。今、この地上にいる人たちが、一人でも死後そうした苦しみに合わないためにも、真理を先に手にした私たちが時期の来た人に真理を手渡ししなければと思いました。シルバーバーチの霊界通信は、スピリチュアリズム運動の一つであり、またシルバーバーチの霊訓そのものがイエスの教えであったこと、そしてこのスピリチュアリズム運動はイエスが中心に起こされたものという3つは、実はすべてが深い大きな利他愛で繋がっていたということが今日、よく分かりました。(50代女性)

地上人生の目的は霊的成長である、それには ①霊主肉従の努力 ②利他愛の実践 ③苦しみの甘受、この3つを常に意識して生きていくことだということを、毎日心に刻んで生きていこうとあらためて思いました。(60代女性)

日本中がコロナの中で、こうして読書会に参加できたことを心から感謝いたします。イエスの教えそのものであるシルバーバーチの人生観を、地上人生を歩んでいる中で学び、霊的成長を達成していくことの重要さを心に刻みながら、私共の読書会に来てくださっている方たちにしっかりとお伝えしたいと思います。常に霊界の良き道具となって人類救済に励んでいきたいと思います。私たちを通して霊的真理に出会う人がたくさんいることを思うと、忙しい日々です。霊界にいっても地縛霊救済のために忙しくなりそうですね。(60代女性)

人間にとっての人生観はとても重要だと思います。大半の人は霊的無知なため人生観の基準が本来の真逆になってしまい、地上人生の目的にそぐわない一生をおくる悲劇を一人でも止めてあげることができればと思いました。地縛霊救済は、次々と無知なまま霊界入りする霊のことはずっと気にはなっていましたが、宗教の呪縛を受けている霊の苦しみがいかなるものかは想像以上だったので、その霊たちへの救いは感動と感謝の思いでいっぱいでした。イエスをはじめとする霊界のすべてが動いている!!と感じました。今日は盛りだくさんで感想がまとまりませんが、3つの実践項目についても今までの理解とはまた違ったものが得られたように思います。(60代女性)

◆スピリチュアリズム・インフォメーションNo.39「地縛霊の救済は、スピリチュアリズムの使命です――キリスト教聖職者の地縛霊と、スピリチュアリズムによる救済活動」 ⇒

8月2日に普及会のホームページに、地縛霊の大規模な救済活動についての内容がインフォメーションNo.39としてアップされました。それを読んだ参加者の皆さんは、衝撃を受けながらも、自分たちが今立っている位置を確認し、スピリチュアリズム運動に携わる一員としての自覚を新たにしました。個別に感想を送ってくださった方も何人もいらっしゃいますが、ここには、今回の読書会の感想の中で語られたインフォメーションに関するものを一部紹介します。

イエスによる地球人類救済計画を学び、スピリチュアリズムに導かれ、地上にいながらにして、霊的真理を知った者の役割を、また強く感じました。人類救済計画の中には、霊界下層の地縛霊も含まれていて、地上の人口よりもはるかに多いということを知り、驚きました。そしてその地縛霊を救済するのは霊界の霊よりも地上の人間の方が波動が近いために届きやすいと知り、地上で真理を知る重要性と、それを知ったからにはスピリチュアリズム運動になにかしら関わりたい。霊界の道具として少しでもお役に立ちたいとあらためて感じた本日の読書会でした。(30代女性)

イエスがこの2千年の間、人類救済の準備をされた2千年の間、どのような思いで地上のキリスト教を見続けられていたのか、(イスラム教など他の宗教もですが・・・・・・)それを感じて涙が出て、申し訳ない気持になりました。そして、現在は本当に霊界が近く、転換期だと感じています。人類救済運動には地上の道具が必要だという自覚をもって決意し、霊的意識を高めていきたいと思います。普及会の皆様のこれまでの真理追及の努力と、正しい理解のために思想としてまとめてくださっていることに本当に感謝ですし、それができるのは、本当に交霊会があり霊界からの道が示されていたからだと確信しています。まだまだ足らない自分だ・・・・・・と日々反省ですが、前を向いて進むのみです。10月のインフォメーション、楽しみにしております。(50代女性)

インフォメーションNo.39の地縛霊救済活動が現在、日本の普及会で行われていたという事実にさらなる衝撃と感動がありました。以前より私が他の新興宗教で一緒に活動していた仲間は、今なお何も知らず信仰活動をしていますので、いつか機会を見つけてスピリチュアリズムについて話をしたいと思っていました。霊界での救済の大変さを知り、一層その気持ちが強くなりました。しっかりと霊的成長の努力をしながら、霊界の道具となれるように地上人生を歩みたいと改めて決意しました。(40代女性)

本日の読書会では、地縛霊の救済はスピリチュアリズムの使命であるという大変重要な内容を学習しました。今までは、私自身、人類救済というのは地上人類のみで幽界の地縛霊のことまでは考えが及びませんでした。しかもその地縛霊の数は何百億というものすごいものであり、霊界下層の地獄化がいかなるものであるかが、より一層身にしみて感じられるようになりました。2千年に及ぶイエスの悲しみはいかばかりだったでしょうか。キリスト教というイエスの名を掲げた宗教の信者となり、盲信・狂信をした多くの人間が死後地縛霊となり苦しみ続ける、何かがおかしいと感じてもそれはサタンの誘惑と思い、地獄のような状態を続ける、まさに悲劇としか言いようがありません。今、この時、幸いにも霊的真理、シルバーバーチの霊訓に導かれた私たちは、何としても頑張り通さなくてはいけないと思います。霊界のイエス、高級霊の方々だけでは地上人類、地縛霊の救済はできないのです。私たちスピリチュアリストがイエスや高級霊の願いに応え、協力していくことが何より重要です。イギリスはイエスの期待に応えることができなかったが、日本はイエスの期待に応えようとしています。霊的真理の普及は、質の高い読書会を通してのみ世の中に広まっていきます。私も将来質の高い読書会、高級霊界の足場となれる読書会を目指し、日々精進していきたいと思います。決意を新たに一歩一歩倦まずたゆまず歩んでいきます。(40代女性)

イエス様の慈愛が魂に満ち満ちて、とても言葉が出てこないような感動と感謝で胸がいっぱいです。地球圏霊界の中で最も進化したイエス様は、誰よりも深く神の御心を理解し、神の愛をもっとも多く発揮できるお方です。それゆえに、神と同じ愛で誰一人もらさず、一人一人を愛してくださっているということがよく分かりました。地縛霊となってしまった一人一人に対し、本当に愛を持って霊的成長してほしいと願われ、計画されてきたのだと思うと、今回の地縛霊の大解放が成就して、どれほど喜ばれていらっしゃっただろうと私も喜びでいっぱいになります。特に、霊的無知ゆえに真実が分からず、間違った教えを真実と思い込み、命をかけて、人生を捧げてイエスを神と崇め、地縛霊となってしまった人々に対し、どれほど胸を痛めてこられたかと思うと、本当にイエス様の悲願がひとつ成就してよかったと心から感じます。ウィックランド博士の確立された方法をさらに進化させて、霊界と地上の霊媒の完璧な協調関係によって大規模な開放が可能となり、今もそれが続いているということで、幽界から地縛霊が減り、次は地上にスピリチュアリズムが展開していくことによって、地上から地縛霊となる人が霊界入りすることも減っていくことになると思うと、ますます自分たちのように先に救われた者の責任は重大であると気持ちが引き締まりました。全人類の救いというイエス様の願いに応え、地上でその道具として働けることほど幸福なことはありません。どうか人々のために自分の人生すべてを捧げ尽くすことができますようにと、心から祈った学習会でした。(40代女性)

インフォメーションNo.39を読ませていただき、綿密な計画で地縛霊の救済活動をされているのに本当に驚きました。ウィックランド博士の救済活動は本で読み、地道な活動で霊を救っているのにもすごく感動したものですが、それ以上の方法で大勢の地縛霊を救っておられることが、少しの公表で分かりました。私たちもスピリチュアリズムを学ぶ者として、これからも頑張っていこうと思いました。(60代女性)

地上時代にいいと思って純粋に信仰してきた宗教が間違っていたために、霊界で地縛霊となって苦しんでいる人が驚くほどたくさんいるというのは、本当にかわいそうだと思いました。また、地縛霊が何百億もいて苦しんでいるというお話をお聞きして、何とか救ってあげたいと思いました。自分の読書会に地縛霊も学びに来ていると思ってこれから意識して真理を語っていこうと思います。本日はいつもと違って、より霊界の人の思いが伝わってきました。(50代男性)

インフォメーションの内容は、インパクトがあり(自分に置きかえて想像するのもおこがましいのですが)、もし自分がその立場ならと思うと、身が引き締まります。相手は私の霊性を見ているのですから、思いも考えも私の霊格もすべて見通せる人を相手にするのですから、いかに日頃から霊を高める生活をしているか。その基盤があってこそ道具になれるのだと思うと、その方の日々のあり方に頭が下がるのです。(50代女性)

普及会の皆さんが霊界の意志を汲みとってくださり、イエス、スピリチュアリズム、シルバーバーチの霊訓の正しい認識を私たちは真っ先にさせていただくという恩恵にあずかりました。インフォメーションの内容を詳しく説明していただいたおかげで、今も現実的に強力な働きかけがなされていることをひしひしと感じました。霊界のイエスが地上近くへ、そして霊界の皆様がすぐそばにいてくださり、実際に多くの地縛霊が救われています。「シルバーバーチの霊訓」の言葉であったように、地上天国は必ず到来するという言葉が夢物語でない、現実に進められているのだとあらためて実感しました。霊的無知ゆえに多くの悲劇が蔓延してしまった地上世界にいる人類を見て、本当に悲しみ苦しんでこられたイエスの思いと、何としても救いたいという深い愛が伝わってくる内容でした。(40代女性)

参考:
スピリチュアリズムインフォメーション>地縛霊の救済は、スピリチュアリズムの使命です ⇒


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