学習のポイントと感想

シルバーバーチ読書会

2024.10/20

イエス再臨とキリスト教について

今月は、スピリチュアリズムの創始者であり、主導者であるイエスの再臨に至る経緯と、同じくイエスを創始者として仰ぐキリスト教についての学習をしました。キリスト教は、世界最大の一神教宗教で、その信者数は総人口の3割以上を占めています。日本国内では、信者数も仏教ほど多くありませんが、欧米でのキリスト教は、社会秩序や文化的なことにまで影響を及ぼす大きな存在となっています。そんなキリスト教は、教義の根本からスピリチュアリズムとは、相容れない存在です。『シルバーバーチの霊訓』の中には、キリスト教に対する徹底した批判が述べられています。

イエスは神から人類救済の使命を託され、その実現のために受肉して30年ほどの地上人生を送りました。そのイエスの死後、キリスト教ができていった経緯を詳しく学び、シルバーバーチが徹底批判するのも当然のことだと確信できる学びとなりました。

●キリスト教の間違い

①イエスによる贖罪・救済論、イエス=キリスト論
キリスト教は、2000年前にイエスが人類の罪(原罪)を背負って、十字架に貼り付けにされて死んだ(贖罪)と説いています。このイエスの贖罪によって救世主となったイエスを受け入れることで、人類は現在と多くの苦しみから解放されることになると言います。しかし、イエスが十字架にかけられたのは、原罪を背負ったわけではありません。当時のイエスを疎ましく思った人々によって、「嵌められた」ということです。また、人類の始祖であるアダムとイブが「原罪」を作り、それが人類全体に受け継がれたという事実もありません。堕天使がサタンになったという事実もありません。そのため、原罪を贖うキリスト(救世主)も必要ないということです。

イエスが救世主(キリスト)であるということは、ある意味正しいと言えます。人類に、真に救われる道を説いて知らせようとしたのですから、その意味では「郵政腫」ということができます。


②聖書の記述
大半のキリスト教徒は、聖書は唯一間違いのない聖典であると信じています。聖書に書いてあるようにイエスは語り、行動したと思っています。しかし、現代の聖書学研究から聖書の成立の経緯が明らかになってきました。その結果、聖書は間違いのない聖典とはおよそ程遠い人工的で矛盾だらけの書物であることが分かってきました。まさに以下のシルバーバーチの言葉通りです。

「あなた方がバイブルと呼んでいるものは、その原典のコピーのコピーの、そのまたコピーにすぎません。そのうえ、原典にないことまでいろいろと書き加えられています。 初期のキリスト教徒は、イエスがすぐに再臨すると信じていました。そのためイエスの地上時代の詳細について、誰も記録しませんでした。ところが、いつになっても再臨しないため、ついに諦めて記憶をたどりながら書き記すことになったのです。“イエス曰く……”と書いてあっても、実際にイエスがそう言ったかどうかは分かりません。」

『シルバーバーチの教え(下)』p.114

「バイブルの中にある言葉のすべてがイエスによって語られたものではなく、その多くは後世の人間が書き加えたものです。“イエスがこう語った”と言っても、あなた方がそう思っているだけのことです。」

『シルバーバーチの教え(下)』p.134

「イエスの生涯に関する記録はきわめて乏しく、断片的で、そのうえかなり改ざんされていることを忘れてはなりません。」

『The Spirit Speaks』

これから地上では、イエスが陣頭指揮を執る大宗教革命が進んでいきます。その時に大きな壁として立ちはだかり、最大の敵対勢力となるのがキリスト教です。キリスト教徒にとっては、イエスがスピリチュアリズム運動を主導しているということも、スピリチュアリズムにイエスが再臨したことも、到底受け入れられないでしょう。しかし、事実は事実です。

キリスト教の信者にも、霊界からの影響力は及んでいくはずですから、徐々に内部崩壊が始まっていくでしょう。そうした中で、これまでのキリスト教の教義に疑問を持つクリスチャンも、必ず出てきます。その時に、霊的真理を手渡し、真の救いの道を説いてあげられるのは、イエスの下で働く、地上のスピリチュアリストしかいません。いずれやってくるキリスト教徒の戦いの時のために、霊的真理でしっかり武装し、一人でも多くのクリスチャンに救いの道を示してあげられるように準備していきましょう。

参考:
スピリチュアリズムが明らかにする“イエスの復活”の真実 ⇒
2021年4月、「イエスの地上再臨」実現! ⇒






参加者の感想

「イエスの地球人類救済計画と、地上再臨の真実」についての講義、3時間半があっという間でした。イエスについてのさまざまなイメージからはじまって、キリスト教の歴史を俯瞰し、キリスト教の教義や聖典がどこがどう間違っているか、具体的に、細部に至るまで、詳しく教えていただきました。そして、キリスト教について学ぶことを通じて、イエスの真の教えであるスピリチュアリズムがどれほどすぐれているかをあらためて認識しました。イエスが地上再臨を果たされたことの証し人の一人として、スピリチュアリストの責任を全うしていきます。イエスに従い、普及会の方々に倣い、読書会の同志の方々とともに、地球人類救済という地上人として最高の奉仕の道を、どこまでも歩んでまいります。(60代男性)

これまでキリスト教については、普及会のHPや、『シルバーバーチの霊訓』での学びや、ウィキペディアなどで三位一体説や、贖罪説について調べる程度でした。今回の講義によって、イエス再臨ニューズレター創刊号よりもさらに高い視点から教えていただいたことで、親様やイエス様の愛の深さ・思いがより伝わってきました。そして、イエス様の歩みと共に、キリスト教の誕生から、2千年の歴史を俯瞰してみることで、いかにキリスト教の教義が間違っているのかがさらに明確になったと思います。さらに、イエス様の長年の歩みの図によって、SPの目的や歴史、宗教の変遷、キリスト教の歴史と過ち、再臨後の未来まで、知識を有機的に整理することができました。1つ1つが線となり、理解が深まったと感じます。今回学ばせていただいたことを何度も復習し、より理解を深め、イエス再臨と、キリスト教の間違いをしっかりとお伝えできるように努めてまいります。(40代男性)

キリスト教の聖書の膨大な内容から、分かりやすい流れでのお話しと、私たち一般人がもっているキリスト教のイメージとスピリチュアリズムでの見解の違いがよく分かり、キリスト教の間違い、特に贖罪救済論、イエス=キリスト論、三位一体論が間違いであることが、よく分かりました。また、キリスト教の教えの概略、歴史が分かりやすくまとめていただいていて、とても理解しやすいものでした。そして、その聖書の内容のほとんどが本人の書いたものではない事、などがよく分かりました。何と言っても、イエス様の地球への関わりを、霊界と地上界での動きの図表がとても分かりやすく、はるか昔から、私たちの地球のこと、人類の事をこんなにも愛して、導いてきてくださっている事、それを明らかにしてくださっている事に、大きな驚きと感動を致しました。(60代男性)

キリスト教の実態や、画期的な年表でイエスを通した人類の真実の歴史を学び、人類は何も知らずにいるが、ずっとイエスに導かれているのだという事実に本当に感謝しました。そしてその背後の神の愛を感じ、とても感動しました。敵を知らずに戦うことはできないので、霊的真理による知的武装と同時に、必要な知識を効率よく学ぶ手立てを教えていただけたことを、心から感謝し、しっかり身につけていく決意を新たにしました。同時に、今日の学習を通して、イエスは毎日、愛を込めて一人一人に最高の働きかけをしてくださっているということの実感が深まり、胸がいっぱいになりました。イエスが地上再臨を果たした現在、私たちは毎日毎日、再臨したイエスとともにいるのだということを、生き証人として人々に証言する重大な使命を担っているのだと強い自覚を覚えました。日々の生活の中で、再臨したイエスとともに生きていることを、生き証人としていつでも証言できるように、意識を高めて参ります。 (40代女性)

今回の学習で「神の言葉」とされている聖書に、矛盾があったり書き替えが行われていたり作り話があったりと、とても曖昧なものなのだとつくづく思いました。そしてこうした聖書を盲信してしまうことは本当に不幸なことだとも思いました。キリスト教のイエスも、スピリチュアリズムのイエスも人類を救う“救世主”ですが、その救いの内容がまったく違うところに、真実のイエスの人類への愛の深さを感じました。それは私が、人間の真の幸福が霊的成長であることを知っているからです。人間が霊的成長の道を歩めるようにと、高級天使の身分を捨てて肉体を持った人間として地上に誕生し、私たちと同じような不自由な地上人生の中で心の痛み・苦しみ・悲しみの体験を自ら選び摂理に一致した生き方を教えようとしてくださったことは、深い愛です。イエスの人類救済の思いがずっと続いていて、その計画を実行するためにイエスが地上再臨され、今私たちの近くにいて一人一人の魂に触れてくださっていることを受入れられれば、喜びに包まれることは確実です。その真実のイエスを私たち地上の道具が伝えていかなければならないのだと、改めて思いました。(50代女性)

高級天使だったイエスは、神から地球人類救済の使命を受けて、長年の準備の上に2千年前に人間として地球に誕生された(高級天使だったにもかかわらず)。霊的無知な人間によってわずか3年の伝道で十字架の死を迎え、高級霊界に直行しながら自らもう一度、地球に再臨して働きたいと願いでられたという事実。熱のこもった講義からイエスの大きな利他愛と使命感、犠牲を思い、今、自分の立場の重要性に身が引き締まりながら、胸が熱くなりました。また、そのイエスの十字架の死と復活からキリスト教が始まり、イエスを神格化した世界宗教となった事実。地上再臨の準備を周到に進めながら、キリスト教が大きくなるのを黙認するしかなかったイエスの悲しみ、心情を思うと、胸が締め付けられ、キリスト教は一番の敵だと納得です。そして、イエスが地上再臨を果たされた今、この人類史上最も重要な“霊的新時代”の礎を築く時に日本で、スピリチュアリストとしてイエスと大霊団の地上の兵士、道具として働くことを許された幸福な者であること、大きな責任があることを、今一度強く自覚するように!と、自分の立場の重大さを教えていただき、深く感謝申し上げます。(60代女性)

神から与えられたイエスの使命、地球人類の救済。その使命のなんと重く、大きなものだったのかをひしひしと感じました。その使命達成のための過程において涙を幾度となく流されてこられたのだろうと想像します。そんなイエスの使命に比べたら、私一人に与えられる地上の使命など本当にちっぽけなものだと思います。しかしその使命達成のために多くの苦労を何とか乗り越えて行かなければと決意を新たにいたしました。スピリチュアリスト一人一人が力を合わせ協力することでイエスの大きな使命達成のためのお役に立てると信じます。また、キリスト教の聖書の矛盾、教義の間違い、組織エゴの罪などよくわかりました。大きな敵だということもよくわかりました。世の中の変化を霊的視点で見ることができ、イエスの言葉を伺いながら地上人生を生きることができるなんてこんな最高なことはありません。(60代女性)

今回は、イエスとキリスト教・聖書との関係について、これまでよりも格段に深い理解を得ることができました。今回の講義では、クリスチャンの方々が心の拠りどころにされているキリスト教のイエス像について、彼らがイメージし理解するイエスついて、そして聖書との関係について、格段に深い理解を得ることができました。キリスト教のイエス像は間違いであり、真実のイエスとはかけ離れているという事実への理解がより強固に明確になりました。キリスト教の説く贖罪のイエスは、人間の本質である霊の成長を妨げるものです。誰しもが内包する弱さ、利己的要素である逃避と責任転嫁・責任回避の思想を肯定する堕落した教義です。純粋な信仰の道を歩もうと願うクリスチャンの方々を貶める教義であり、道徳レベル・社会規範レベルでも断罪されるべき教義だと思います。私は、霊的真理に出会うまで宗教経験はありませんでしたが、シルバーバーチの霊訓を初めて読んだときに本物だと確信しました。それは私なりの理性と直感による確信でした。そして、イエスの再臨を経て、少しづつ霊的真理に対する信仰へと歩みだしたのだと思っています。今は、信仰人生へのスタートを切ったと私自身でハッキリ言えると思っています。他宗教への理解を深め、信仰者の御心に対する理解を深め、霊的真理を正しく適切な形と表現で人々にお届けできるように努めてまいります。(40代男性)

今回は、イエスの足跡をたどり、イエスが地球人類のためにエネルギーを注ぎ続けてくださったことを学びました。胸が熱くなり、深い感謝の気持ちが溢れてきました。また、聖書の説明では、間違っている箇所をいくつも出してくださり、矛盾だらけで人工的な偽りの書であるということがよくわかりました。この学びを通して、教義の根幹である贖罪論とイエスを神とする三位一体論は、真実ではないということを明確に糾すことができます。大宗教革命進展のために、地上の宗教と対峙できる武具をしっかり備えていかねばならないと強く思いました。神やイエスの願いに応えられるよう、頑張っていこうと決意を新たにしました。(40代女性)

今後、イエスがスピリチュアリズムの元に再臨したということが広く伝わっていくと、キリスト教からの批判が、ますます強くなることを意識しました。キリスト教の教義の間違いを信者らに伝え、スピリチュアリズムへの改宗を促す活動に私自身が熱心に取り組むイメージを強く抱くことができました。イエスが推し進める大宗教革命の最前線の兵士として、キリスト教と真っ向から戦うことを固く誓いました。今回スピリチュアリズムが明かしたイエスの真実の姿を学び、地球人類の霊的成長のために、イエスが途轍もなく長い期間をかけて人類を導き、救おうとされている強い熱意と深い愛を改めて感じ取ることができました。2000年前には肉体を持った人間として地上で生活し、熱心に伝道をされていた当時のイエスの姿をイメージすることができました。そして、2000年が経過した現在において、再臨したイエスのメッセージを直接聞くことによって、イエスの愛に触れるという霊的恩恵を受けていることが、とても貴重で奇跡的なことだという実感が増し、感謝の思いが溢れてきました。真実のイエスについて、キリスト教徒をはじめ多くの宗教難民にしっかりと伝えていく決意を新たにしました。(40代男性)


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